ストレートネック改善方法

ストレートネック

ストレートネック/カイロプラクティックとエクササイズ対処法

ストレートネックでお悩みの人は、何らかの症状があることがほとんどです。

そのため、症状を診てもらった病院で「ストレートネックと言われた」もしくは姿勢の悪さを気にして自己判断した方が多くみられます。

そのため、「ストレートネックを治さないと症状が治らないんじゃないか」「ストレートネックだから姿勢が悪いのか」などと考えてしまいがちです。

しかし、ストレートネックで発症するとされる肩こり、首痛、頭痛、しびれなどはストレートネック以外の原因のほうが多いです。

また、セルフケアを試して、症状が悪化することも少なくありません。

臨床的に「ストレートネック」という言葉に踊らされ、本質となる症状の原因にアプローチできていないことが多いです。

カイロプラクティック心では、ストレートネック以外の原因も含めて全身を評価し、症状改善、および姿勢改善を行っています。

ストレートネックでお悩みの人は、ぜひ続きをお読みください。

当院が考えるストレートネックの一般的な間違い3選

一般的にストレートネックの認識が間違っていると正しい対処ができません。

全ての整体、整骨院が正しいことをアドバイスをしてもらえる保証はなく、結果として無駄な時間とお金を使うことにもなります。

まずは正しいストレートネックの知識を持つことが大切です。

一般的なストレートネックに対する認識の間違いは以下のとおりです。

  • ストレートネックが肩や首こりの原因
  • 頸部の骨の連結がストレートになっている
  • ストレートネックを改善するためには頸部のみをケアすれば良い

症状から考えるストレートネック

肩こり、頭痛、首痛など何らかの症状が改善しないと病院を受診しても異常が見当たらず、「ストレートネック」と言われる人が多いです。

ストレートネックは病気ではなく、レントゲンで見たままの情報を患者さんに伝えているだけであり、ストレートネックが原因で症状が現れるワケではありません。

ストレートネックが肩こり、頭痛、首痛の原因とならないことについてはこちらをご参考ください

頸椎の前弯と後弯が混同している

一般的にストレートネックと言われている姿勢は、頭部が前方へ移動した状態と言われています。

しかし、実際にカイロプラクティック検査(触診、関節可動域検査)では、下の図のように下部頸椎がストレートネック状態(頸椎屈曲位)上部頸椎が過前弯(頸椎伸展位)になっていることが多いです。

出典:図解姿勢検査法

この状態で上部頸椎にストレートネックの治療やセルフケアを行うと頸椎の過前弯を強めてしまうため、症状を悪化させてしまうことがあります。

姿勢から見るストレートネック

ストレートネックの姿勢チェック法は、下の写真のように壁に身体をつけて、頭部だけがつかないとストレートネックの可能性があると言われています。

姿勢

出典:テレビ東京L4YOU「スッキリ解消!肩こり・腰痛の最新治療」

しかし、先に説明したとおり、頭部が前方に移動していたとしても頸椎の前弯がみられるケースは多いです。

また、姿勢は全身を評価する必要があり、頭部が前方へ移動しているからと言って頸部のケアだけをすれば良いとは限りません。

姿勢は、下の図のように足元から矢印の方向に関節が捻じれれば、連鎖的に頸部まで捻じれた姿勢になることがあります。

運動連鎖 出典:図解姿勢検査法

このように頸部の歪みがみられたとしても、足関節が原因で歪んでいる可能性もあります。

このようなケースで、頸部ばかり調整しても効果はありません。

そのため、姿勢は全身を評価して、「どこが原因でこのような歪みが生じているか」を突き止めて、本当の原因に対してアプローチする必要があります。(ケースによっては1ヶ所ではなく複数ヶ所の問題がみられます)

また、姿勢は脳がコントロールする姿勢制御システムの影響が大きく、頸椎の問題だけで姿勢が決定されることはありません。

このような理由から、姿勢のチェック法だけでストレートネックと決めつけ頸部だけ調整しても効果がないことが多いです。

ストレートネック=頸部のケアではありません

ストレートネックが症状を引き起こす原因とは限りません。

レントゲンでは判明しない首~頭部周辺の症状は色々あります。(顎関節の問題、眼球運動の問題、筋肉の問題、脳のアンバランス、原始反射の残存など)

また、単に普段の姿勢が悪いだけではなく、「日常的な口呼吸」「無駄に胸を張ろうとしている」「過去のケガ」「原始反射の残存」など姿勢の問題も多岐にわたります。

頭部の前方移動において、以下のような研究報告があります。

頭部前方移動の姿勢がみられる被験者32人を 上部胸椎(胸椎1、2番)と上部頸椎(頸椎1、2番)を調整するグループに分けたところ 上部胸椎の調整グループに改善の効果がみられた。

参考文献⇒https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5727966/

このように背骨の問題であっても頸部よりも胸部の調整が有効となっており、科学的にも頸部の調整が良いとは言い切れません。

カイロプラクティック心では、「ストレートネック」と病院で診断されたとしても、症状に対してしっかりと原因を考えてアプローチします。

また、姿勢についても首だけではなく全身を評価して、アプローチが必要な部位を特定していきます。

伊勢市カイロプラクティック心の独自のストレートネックアプローチ

カイロプラクティック心は、ストレートネックに拘らず症状の原因をしっかりと評価します。

もちろん、ストレートネックを気にされている方は、頸部の可動域、カイロプラクティックの頸椎チェックも行います。

また、姿勢について(特に頭部の前方移動が起因する猫背)は、関節の問題だけではなく呼吸機能、中枢神経系(脳)を介した姿勢制御システムの問題が関わるため、それらを評価することが重要です。

身体評価をしっかりしたうえで、まず必要な問題に対してアプローチしていきます。

カイロプラクティック心の身体評価

静止した状態だけではなく、カイロプラクティック独特の検査法(モーションパルペーション)で背骨の1つ1つの関節可動域を確認します。

そうすることで、ストレートネックと頸椎前弯が混同していても問題部位を特定しやすくなります。

カイロプラクティック検査以外にも整形学検査、背骨以外の関節可動域検査などで身体の状態を把握します。

また、機能神経学、原始反射、NKT(筋力テストを用いてエラー起きている部位を特定、アプローチにより正常な運動パターンを獲得させる)など神経機能の評価も行い、筋骨格系以外の問題にも対応しています。

頭部が前方へ移動している場合、ほとんどのケースで呼吸が浅く、胸郭の可動制限および過伸展(肋骨の外旋)がみられ、これらを含む呼吸機能の検査も重要です。

姿勢全体では腰部の反り腰、それに加えて下部腹筋(腹横筋、内腹斜筋など)の機能低下がみられます。

他にも症状に合わせた身体評価(視覚、顎関節など)も必要になります。

ストレートネックのカイロプラクティックケア

検査で考えられる原因に対してアプローチしていきます。

関節障害、筋骨格系の問題⇒関節運動学的テクニック、カイロプラクティックアジャストメント

バイオメカニクス異常、モータコントロール異常⇒NKT

椎間孔障害⇒IVFテクニック(椎間孔【神経のとおり道となる背骨の関節同士で作られる隙間に対するアプローチ)

筋筋膜性⇒筋伸張テクニック、ストレイン・カウンターテクニック(筋肉が縮む方向に操作するアプローチ)

内臓起因性⇒内臓マニュピレーション、栄養指導

このようにストレートネックでお悩みの人でも、全身を評価してアプローチしてもらえる専門家にご相談することをお勧めします。

胸郭アプローチの重要性

猫背を気にし過ぎて平背(胸椎の後弯の減少)になり、結果としてストレートネックの姿勢になる方は多いです。

そのため、テレビやYouTubeで頸部のケアをしても効果がみられません。

また、呼吸エクササイズを行うにしても胸郭の可動制限、胸部の筋緊張などがみられると効果も現れにくいため、施術で胸郭へのアプローチを行います。

胸郭の可動域を改善させるだけでも頸部が動きやすくなります。

足部へのアプローチ

先にも解説したように足部の問題が関節や筋肉の運動連鎖によって、頸部に悪影響を及ぼすことがあります。

とくに立ち仕事、過去の捻挫、合わない靴を履いているなどによって、足部のダメージ(扁平足、外反母趾、回内足など)は無視できません。

理想は施術だけではなく、フットエクササイズでしっかりと足部の機能を取り戻すことですが、継続性も重要なため、足部のお悩みがない方はインソールや靴の選び方などをアドバイスもさせていただきます。

足部には小さな骨が密集しており、一つひとつの関節への丁寧なアプローチが求められます。

頸部へのアプローチ

ストレートネックであるため、頸部へのアプローチも行います。

ただ、頸部以外の問題を解消することで、可動域の改善や症状の軽減がみられることも少なくありません。

また、頸部以外をしっかりとアプローチしておくことで、頸部の負担を減らすことも重要です。

頸部は、解剖学、運動生理学をもとにアプローチしていきます。

呼吸エクササイズ

日常的な口呼吸が、一般的にストレートネックと呼ばれる頭部前方移動を招いていることがあります。

そのため、施術で呼吸機能を回復させるエクササイズを行います。

これを行わずに施術だけしても、日常的な口呼吸が改善されなければ元に戻ります。

呼吸機能に関して詳しくはこちら

症状に合わせたアプローチ

基本的にストレートネックだけに悩んでいることはなく、何らかの症状を解決したい方がほとんどです。

肩こり、首こり、頭痛など症状の原因を検査でしっかりと考え、その人に合ったアプローチを行います。

肩こりについて詳しくはこちら

首こりについて詳しくはこちら

頭痛について詳しくはこちら

本来、ストレートネックは病気ではないため、症状に合わしていくことが最も重要と考えられます。

感覚エクササイズ

頭部が前方に移動している場合は、そもそもに姿勢の感覚がみだれているため、姿勢や動作の再学習が必要です。

なぜなら、無意識でも姿勢を維持できることが自然であり、常に意識し続けることは不可能だからです。

そのため、視覚や前庭系(耳の奥にある頭位の位置を脳に伝える感覚器をよびそれらを介した神経ネットワーク)など中枢神経系(脳)を介した感覚エクササイズが長期的な改善につながります。

よくある質問

ストレートネックでよくある質問をまとめました。

どれくらいの期間でストレートネックが改善されますか?

A.目的や症状の重症度によって変わりますが、基本的には週1~2回のペースで6回の施術で症状の改善及び軽減がみられます。

症状の改善が目的であれば、集中的に6回の施術で改善がみられることが多いです。

ただ、口呼吸、視覚の問題、前庭系などが症状に大きく関わっている場合は、施術だけでは改善されないケースもあります。

頭部が前方に移動した一般的に猫背と呼ばれる姿勢も改善したい場合は、今までの生活習慣、身体活動のクセなども見直していくことで長期的に自身のケアだけで改善された姿勢を維持できます。

ただ、ご自身でケアする時間がない、面倒であれば、1~2ヶ月に1回の定期ケアを集中ケア後にお勧めします。

姿勢の改善や長期的に症状が現れない体を手に入れたい方は、感覚エクササイズも踏まえて12週(週1~2回ペース)くらいが目安となります。

セルフケアも教えてもらえますか?

A.セルフケアも指導します

セルフケアをしっかり行える方は、症状改善も早まることが多いです。

そのため、その人に合ったセルフケアを指導しています。

デスクワーカーでもストレートネックは改善されますか?

A.改善されます

座りっぱなしは健康を害するリスクを高めることは研究でも報告されていますが、心がけ次第で改善は可能です。

施術だけでも症状が改善されますが、症状が改善されてからも1~2ヶ月の間隔で定期的にメンテナンス施術を行っていくことで良い状態を保てます。

メンテナンス施術に通うことが難しい場合は、生活習慣の見直し(日常的な運動の継続、食生活の見直しなど)視覚系の問題改善などしっかりと再発予防をしていくことをお勧めします。

視覚の問題は眼科で遠視、乱視なども含めて自分に合った眼鏡やコンタクトレンズなどを利用していくことも重要です。

ストレートネックの施術で首をバキバキされますか?

A.バキバキとする施術はしません

バキバキと音がなる施術が嫌な方に行うことは一切ありません。

痛みがなくてもみてもらえますか?

A.可能です

痛みが無い状態でも施術可能です。

スマホは辞めたほうが良いですか?

A.視聴時間は抑えたほうが良いです

スマホ、PC操作などは頭部が前方位になるほうが手の操作もしやすく、視覚も安定しやすいです。

そのため、現代のスマホ、PCの視聴時間の多さがストレートネックの原因です。

完全に辞めることは現実的ではないため、少なからず視聴時間を減らし、ケアの時間を増やすことは必須となります。

辞められない方は、個人差はありますが、妥協点を考える必要があるでしょう。

枕を変える必要ありますか?

A.適切な枕は必要です

必ずしも枕を変える必要はありませんが、1日数時間も利用する寝具(枕、布団など)は大切です。

カイロプラクティックだけでも改善しますか?

A.短期的には改善できますが、長期的には難しいです

まずストレートネックは積み重ねられた生活習慣であることがほとんどです。

とくに「原因がわからない」と感じている人は、生活習慣が原因と考えられます。

そのため、カイロプラクティックによって筋肉の緊張や関節の可動域が改善し、短期的にストレートネックの改善はみられます。

また、生活習慣に影響されない間に定期的なケアを行えば、ある程度の状態を保つことは可能です。

しかし、施術時間は30分程度であり、数百時間もある日常の生活の方がはるかに長いため、日常生活に原因があるケースは特に日常生活を改善しないと長期的に良い状態を保つことは不可能です。

ストレートネックと言われた方へ

ストレートネックと医師から言われると、症状の原因がストレートネックと考えがちです。

しかし、ストレートネックは病気ではなく、見たままを伝えているだけであり、症状に対して特別な原因が見当たらないと伝えているのと同じことになります。

また、画像診断するにしても上を向いた姿勢、通常の安静姿勢などいくつかの姿勢を撮影しなければ、関節の動きを把握することは不可能であり、正しい判断ができているとは言えないのではないでしょうか?

カイロプラクティック心は「ストレートネック」と言われた場合でも、一つ一つの首の関節の動きをチェックし、安易にストレートネックのケア方法などを指導することはありません。

また、頸椎の動きに制限がみられれば対応し、二次的な問題であれば原因部位をみつけて対応していきます。

ストレートネックで何らかの症状でお悩みの方は、一度ご相談ください。

投稿者プロフィール

カイロプラクティック心 岡真靖
カイロプラクティック心 岡真靖施術歴18年 第一種認定カイロプラクター BBIT認定療法士 栄養コンシェルジュ®2つ星の資格
伊勢市小俣町にあるカイロプラクティック心の代表です。
施術歴15年以上、1万人以上の施術経験と第一種認定カイロプラクターの資格を保持し、日本カイロプラクティック師協会の副会長を務めています。
慢性的な痛みやしびれ(腰、手足、頸部など)の症状改善の専門家
ほかにも栄養コンシェルジュ®2ツ星、BBIT認定療法士(脳機能ベースに神経可塑性を利用したアプローチを行う)に資格も保有して、筋骨格系、栄養、中枢神経系を介した独自のアプローチを行っています。
自律神経失調症、めまい、頭痛など栄養や中枢神経系が関与する原因に対しても、根本的な改善を行います。
BBIT療法は原始反射統合、感覚統合、脳の側性化、多感覚アプローチなどを用いて発達障害に有効であり、日本に数十人しかいないBBIT認定療法士の一人です。

交通事故 高次脳機能障害交通事故の高次脳機能障害でお困りの方へ前のページ

整体・カイロプラクティック人気店の選び方【2025年】次のページおすすめの治療院選び

関連記事

  1. ストレートネック

    首こり・肩こりはストレートネックが原因?【カイロプラクターが解説】

    肩こりや首の痛みで病院へ行くと「ストレートネック」と告げられる人が多い…

  2. スマホ首解消法

    ストレートネック

    スマホ首(ストレートネック)の解消法はそれで大丈夫?

    スマホ首は頭痛、肩こり、首痛の原因だから○○をやりましょうは間違い…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

【伊勢市整体】カイロプラクテイック心のWEB予約&予約空き状況の確認できるサイトに移動します。

最近の記事

  1. AVE
  2. 体位性頻脈
  3. 原始反射統合エクササイズ

カイロプラクティック心ストリートビュー

 

カイロプラクティック心の概要

カイロプラクティック心には、伊勢市・玉城町・明和町・度会町の近隣の皆さまだけではなく、志摩市・鳥羽市・南伊勢町・大台町・松阪市・津市・名張市・亀山市・熊野市・桑名市・岐阜県など遠方からお越し頂けます。

ご予約:0120‐638‐124

住所:伊勢市小俣町本町1081

受付:月・火・水9~12時/14~20(金・土は18時まで)

定休日:木、日

ブログランキング参加中

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ カイロプラクティックへ
にほんブログ村

よろしければ、励みになりますのでクリックお願いいたします。

  1. 妊娠中の腰痛・坐骨神経痛改善

    腰痛・脚の痛みしびれ

    マタニティカイロプラクティック【整体】
  2. 坐骨神経痛の原因は?

    坐骨神経痛

    坐骨神経痛の原因
  3. 頭痛

    肩こり 首こり 頭痛はカイロプラクティック【整体】が有効
  4. 脳機能

    脳機能に好影響を与えるカイロプラクティック
  5. 筋膜リリース 腰痛改善できる?

    腰痛・脚の痛みしびれ

    腰痛に筋膜リリースは効果あるの?【科学的根拠から紐解く】
PAGE TOP