
靴を選ぶとき、デザインよりも「痛くないかどうか」を優先していませんか。
「サンダルやパンプスを履くと、親指の付け根がズキズキする」
「人前で素足を見せるのが少し恥ずかしい」
そんな小さな悩みを毎日抱えながら過ごしている方は、少なくありません。
外反母趾は、親指が人差し指側に曲がってしまう状態です。
進行すると骨が変形し、手術が必要になることもありますが、変形が進む前に「なぜ曲がってしまうのか」という原因に対処できれば、痛みをやわらげ快適に過ごせる可能性は十分にあります。
ここでは、足の関節の問題に対して専門性のあるカイロプラクター(背骨や関節、神経の働きを整える施術者)の視点から、外反母趾の原因と対策をお伝えします。
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外反母趾とは

外反母趾は、足の親指の付け根の関節(医学的には中足趾節関節・MTP関節と呼ばれます)が、20度以上人差し指側に曲がってしまう状態です。
20〜30度は「軽度」30〜40度は「中等度」40度以上は「重」度とされています。
成人の約4人に1人、65歳以上では3人に1人以上にみられるとも言われており、女性に多い傾向があります
参考文献:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2955707/
外反母趾の症状
外反母趾は見た目が変るだけではなく、以下の症状がみられます。
- 母趾の痛み(MTP関節部分)
- 歩行障害(歩幅および歩行速度の減少など)
- バランス感覚の低下
- 転倒リスクの増加(とくに高齢者)
参考文献:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15960916
「痛みがないから大丈夫」と思っていても、足のバランスの崩れは、膝や腰など他の部位への負担につながることもあります。
外反母趾の病院治療とその限界
病院では、湿布や塗り薬などの薬物療法、足の指を広げる装具、運動療法(指の体操)、靴の指導などが行われます。
進行して変形が大きい場合は、手術が提案されることもあります。
手術は骨を切る方法が中心で、術後も骨がくっつくまでに約3ヶ月の回復期間が必要です。
費用は20〜30万円ほどかかることが多く、術後の生活習慣が変わらなければ、痛みが戻ってしまうこともあります。
臨床的にも「手術をしたけど、数年後に戻ってしまった」方はいらっしゃいます。
「できれば手術は避けたい」という方にとって、進行する前の対策はとても大切な選択肢になります。
なぜ足の指の体操だけでは治らないのか
ここからは「なぜ外反母趾になるのか」を3つの視点からお話しします。
① 足の裏のアーチが崩れている(構造の問題)
足の裏には、橋のアーチのように体重を支える「土踏まず」のような構造があります。
これが崩れて足が広がると(医学的には「回内足」「開帳足」と呼ばれる状態です)親指に外側へ押し出される力がかかりやすくなります。
合わない靴、幼少期からの歩き方の癖、股関節など他の関節のバランスの崩れが、このアーチの崩れに影響していることも多いです。
外反母趾は、下肢の問題の1つであるO脚がみられることも多く、親指だけの問題ではないといえるのではないでしょうか。
O脚について詳しくはこちら
② 脳と神経の働きが足のコントロールを乱している
足の裏には、体のバランスを保つための神経の反射(足が地面に触れたときの反応など)があります。
この神経の働きが低下すると足の筋肉をうまくコントロールできなくなり、結果として外反母趾が進みやすくなることがあります。
「色々な施術や体操を試したのに、なかなか改善しない」という方は、こうした脳(中枢神経系)からの司令がうまく伝わっていないケースが少なくありません。
これは、足だけを見てもみつけにくい原因です。
外反母趾だけではなく、慢性的な症状(腰痛、肩こりなど)、自律神経症状(日常的な疲れ、不定愁訴など)、天気に影響される不調(天気痛)などもみられる方は、中枢神経系の影響も考慮したほうがよいかもしれません。
慢性症状について詳しくはこちら
自律神経症状について詳しくはこちら
天気痛について詳しくはこちら
③ 筋肉のアンバランスと修復に必要な材料(栄養)
足の裏には小さな筋肉がいくつもあり、これらのバランスが崩れることで、親指が内側に引っ張られてしまうことがあります。
また、筋肉や関節の組織が修復されるためには、材料となる栄養が十分に届いている必要があります。
体の構造を整えるだけでなく、神経の働きと修復のための栄養状態まで含めて見ていくことが、根本的な改善につながると考えています。
ここまで読んで、「自分の足はどのタイプに近いだろう」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
ご自身の状態を確認してみたい方は、まずはLINEからお気軽にご相談ください。
お話を伺うだけでも大丈夫です。
カイロプラクティック心での外反母趾アプローチ
足の痛む部分だけでなく、全身の関節・筋肉・神経の働きを評価し、外反母趾の根本的な原因を一緒に探していきます。
初めての方はこちらもご参考ください。
施術者のプロフィールはこちら
構造へのアプローチ:カイロプラクティック
足の関節の動きを整える施術(カイロプラクティックアジャストメント)や筋肉の緊張をやわらげる施術を行います。
- 膝、股関節の可動域検査
- エクササイズ道具
- 足関節調整
- スポーツスクール身体の使い方指導
中枢神経系へのアプローチ:運動
足の神経反射の働きを評価し、神経系のエクササイズを取り入れることで、足の筋肉が正しく働くようサポートします。
足底は屈曲反射、バビンスキー反射などの神経反射があり、神経機能が低下することで足底の反射にエラーが生じることで外反母趾を増長させていることがあります。
神経機能は身体の各関節、筋肉などの組織とお互いに協力して身体を正常に保つため、神経機能の低下により筋バランスの崩れ、歩行異常もみられます。
変形が進行していないにもかかわらず、色々な治療を受けたけど外反母趾の痛みが改善されない人は、このような神経機能の低下がみられることがあります。
さらには歩行、足指の使い方などを再学習する必要があるため、中枢神経系を介した神経ネットワークの再構築を行います。
ホームケアと靴の選び方
足の機能を取り戻すためのエクササイズや、ご自身に合った靴の選び方もお伝えしています。
足の形が戻るには、数年単位の時間がかかることもあります。
ただ、痛みが落ち着けば、通院の頻度を減らし、ご自宅でのケアを中心にしていくことが可能です。
施術歴15年以上、三重県でも数少ない第一種認定カイロプラクターが、責任を持って一人で担当させていただきます。
こんな未来を一緒に目指しませんか
痛みが落ち着けば、靴選びでデザインを優先できるようになります。
人前で足を見せることへの抵抗が、少しずつ減っていくかもしれません。
外反母趾は、早めに対策すれば、手術をせずに済む可能性が十分にある状態です。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、一度ご自身の足の状態を確認してみませんか。
ご相談だけでも歓迎しています。
LINEからお気軽にお問い合わせください。
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