五十肩/四十肩(肩の痛み)原因、対処法(カイロプラクティック、エクササイズ)

 

伊勢市 五十肩 改善

五十肩・四十肩は、病院の治療でもなかなか痛みが軽減しないことも多いですが、カイロプラクティック心にはそのような方が多く来られます。

カイロプラクテイック心は、施術歴15年以上のセラピストであり、三重県では数人しか保持していない第一種認定カイロプラクターです。

豊富な知識と経験からエクササイズ、栄養などもサポートして五十肩、四十肩の改善を目指しています。

以下のことが1つでも当てはまる人はぜひご相談ください。

五十肩でお困りではありませんか腕を挙げると肩が痛む腕が肩より水平もしくはそれよりも少し上までしか上がらない服の袖を通すときに痛みがある後ろの物を取るときにも肩が痛む夜中に肩が痛い病院や整体鍼灸院整骨院など3ヶ所以上通っても改善されない注射を打っても何度も再発するもしくは痛みが改善されない薬や漢方を服用しても効果が現れない五十肩の治し方を調べても効果が現れない

五十肩と四十肩の違いは?

五十肩、四十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」です。

肩関節周囲炎は、肩関節周囲の疾患群の総称で「烏口突起炎」「上腕二頭筋炎」「肩峰下滑液包炎」「石灰沈着性腱板炎」など複数の疾患が含まれます(統一された見解が得られていない疾患でもあります)

そのため、見当違いな治療方針により症状が改善しないケースも少なくありません。

40代、50代のデスクワーカーの利き腕と反対側に発症することが多く、名称の違いは40代の方の痛みを「四十肩」50代の方の痛みを「五十肩」と総称しているだけで特別な違いはないです。

五十肩・四十肩の基礎知識

全人口の2~5%に発症し、女性に多く患者の20%は、両側の五十肩を経験します。

また、著しく動く範囲が狭くなることから、五十肩は凍結肩(フローズンショルダー)とも呼ばれます。

五十肩・四十肩基準

五十肩・四十肩の発症期間は、以下のように3分類されます。

  • 疼痛痙縮期(炎症期)⇒痛みと運動制限
  • 拘縮期⇒生活の質の低下が明らかになる(棚の上にある物がとれない、服を着ると痛いなど)
  • 寛解期(回復期)⇒痛みと運動制限が軽減していく

疼痛痙縮期は10~36週、拘縮期4~12ヶ月、寛解期5~26ヶ月続くとされ、一般的には2年以内に自然と痛みが軽減するとされています。

自己判断は止めましょう

肩の痛みのなかには、棘上筋の断裂がみられることもあります。

また、肩が痛いと感じていても心臓や肺の病気からくる関連痛、リウマチ、頸椎起因性などのケースもあり、一般的に言われている五十肩・四十肩のセルフケアでは改善しない病態もあります。

過去の臨床的なケースでは、腫瘍がみられたこともありました。

初めは重大な疾患が隠れていないか病院で診断してもらうことが大切です。

ネットで「五十肩を一瞬で治す方法」を探す方も多いですが、残念ながらそのような方法は確立されていないため、早く症状を改善するためにも適切な処置を行っていきましょう。

デスクワーカーに五十肩・四十肩が多い理由

30代を越えてから、加齢とともに組織の変性(関節包の拘縮)は起きます。

そのため、10~20代の肩と30代以降の肩の状態は大きな違いがあります。

ただ、日常的に適度な運動をしていると細胞のターンオーバー(古い組織から新しい組織に生まれ変わる)がスムーズに行われるため、変性は抑えられやすいです。

このことが、運動不足のデスクワーカーが五十肩/四十肩になりやすい要因と考えられます。

五十肩・四十肩の症状は?

肩の痛みを発生させている原因によって違いはありますが、主な症状は以下のとおりです。

夜間痛

夜寝ているときに痛みが、誘発されます。

烏口肩峰靭帯、肩峰下の手術が有効とされる研究報告があるため、その周辺の問題が関与していると言えます。

また、棘上筋腱の浮腫、棘上筋腱と烏口肩峰靭帯靭帯間の滑走性の低下などにより、循環系の問題が生じて夜間痛を引き起こす場合もあります。

夜間痛は炎症性の痛みではなく循環系の異常によるむくみが起因となるため、湿布や薬(ロキソニン・ボルダレンなど)の効果はみられないことが多いです。

可動域の低下

筋肉の問題、関節包や靭帯の問題どちらの原因も考えられますが、腕が挙がらないことが特徴的です。

動作痛

「服の袖を通しにくい」「背中のファスナーに手が届きにくい」など動作で痛みが発生します。

初期の頃は、このような些細な動きがしにくいと感じることが多く、本来であればこの段階で治療を始めた方が痛みも少なく治療費も安く改善させやすいです。

病院治療は注射?薬?

西洋医学治療(病院治療)は、確立されていません。

そのため、病院によって治療方法が異なりまが一般的には以下の方法が行われます。

  • 鎮痛剤の処方
  • ヒアルロン酸注射
  • ステロイド注射
  • 湿布

急性期の治療としては有効なケースも多いですが、関節の運動に異常がみられるケースではそれらが改善されないため、慢性化することもあります。

五十肩・四十肩の原因はなに?

大きく分けると「筋肉」「靭帯、関節包」の2つの問題があります。(ここでは心因性は除きます)

筋肉のアンバランス

肩を動かす筋肉は複数あり、肩の内旋筋群(親指を体側に回す動き)が優位に働いていることがあります。

筋肉のアンバランス(協調運動ができない)によって、正常な関節運動が妨げられ棘上筋腱、上腕二頭筋腱などが衝突(インピージメント症候群)します。

それが、結果として炎症を起こし五十肩/四十肩の症状を引き起こします。

この筋肉のアンバランスが解消されないと、インピージメントによる筋肉へのダメージは繰り返されるため、長期化するリスクとなります。

靭帯・関節包の拘縮

靭帯や関節包の問題は、著しく関節の可動域が低下します。

「筋肉」と「靭帯・関節包」の問題の見分け方として他動的に正しい関節運動を誘導して痛みが軽減すれば、筋肉の問題が考えられます。

また、「二の腕あたりが痛い」と訴える場合は、関節包の拘縮による関連痛であることが多いです。

この傾向がみられる場合は、寛解までの時間がかかることが予測されます。

バイオメカニクス(運動連鎖)

肩関節は、「肩甲上腕リズム」という運動連鎖があります。

肩甲上腕リズム

肩を外側から挙上(肩関節の外転)すると「上腕骨:肩甲骨=2:1」の割合で動きます。

そのため、肩甲骨が動かなければ、腕が耳につくまで挙げれません。

このようなバイオメカニクスがあるため「肩甲骨剥がし」が流行ったと考えられます。

ただ、肩甲骨の動きは胸郭と関わりがあり、猫背、平背のどちらも肩甲骨の動きに影響を与えます。

「胸郭は腰椎」「腰椎は骨盤」「骨盤は股関節」というように連動していくため、足関節の問題が肩関節に影響を与えることもあります。

また、過去の外傷やケガによっては骨盤部や下肢にまで影響していることもあり、全身を評価していく必要があります。

そのため、五十肩/四十肩でも全身を評価して問題がみられるところに対してアプローチする必要があります。

内臓起因性

左肩は胃、右肩は肝臓の影響を大きく受けます。

内臓は、胸郭や呼吸、循環などに影響するため、五十肩の原因にもなります。

また、腸内環境の悪化などは炎症が誘発されやすく、肩の痛みに起因していることもあります。

合併症

10~30%の糖尿病患者に五十肩が合併症として現れます。

また、甲状腺疾患(バセドウ病、甲状腺機能的低下症など)自己免疫疾患(リウマチ)とも関連していると言われています。

五十肩/四十肩は、炎症性の疾患です。

そのため、全身性の炎症症状がみられる上記の疾患の合併症として五十肩/四十肩を起こしやすいと考えられます。

このケースでの根本的な改善は、疾患を優先的に治療することであり、カイロプラクティックは対処的な処置になります。

末梢神経系の影響

末梢神経は、背骨の隙間から各筋肉を動かす神経が通過し、脳から肩を動かす指令を伝える役割があります。

そして、背骨の隙間の部分で障害されていたり、筋肉周辺で何らかの原因で障害されていたりするケースがあります。

例えば、肩のインナーマッスルと呼ばれる筋群は、頸椎5~7番の間を通過する末梢神経に支配されているため、頸椎の影響によって末梢神経が障害されるとインナーマッスルの機能も低下します。

これが結果として筋肉の機能異常となり、五十肩・四十肩を発症していることがあります。

このようなケースは、背骨へのアプローチ、末梢神経に直接的なアプローチなどが必要となります。

中枢神経系の影響

運動は中枢神経によって、コントロール(モータコントロール:運動制御)されています。

神経系が専門ではない整形外科では、このような神経系の問題は見落とされていることが多いです。

また、神経系の評価を取り入れている整骨院、整体はほとんどないため、どこに行っても良くならない人は、中枢神経系の問題も考慮したほうが良いです。

五十肩/四十肩が改善されないのはなぜ?

病院の治療は、炎症を抑えることがメインです。

痛みが緩和されても炎症を起こす原因(筋肉のアンバランス、関節包の拘縮、バイオメカニクス異常など)が解決されないと痛みが再発することが多いです。

そうなると「肩を動かさなくなる⇒循環不良⇒ダメージが修復できない/筋肉、関節包の拘縮が進行⇒可動域低下が進む」という悪循環により、なかなか改善されません。

また、痛みが治まっても可動域の低下を放置しておくと関節の正常な運動が、さらに損なわれて再発する可能性があります。

注射、電気治療やマッサージを中心としたリハビリ、自己流の体操は、短期的な効果はみられます。

しかし、長期的にみると痛みが再発したり、生活に必要な可動域が回復していなかったりすることで五十肩、四十肩が改善されないことが多いです。

カイロプラクティック心で改善されやすい五十肩/四十肩

  • 筋肉のアンバランス
  • 関節の異常運動
  • バイオメカニクス異常
  • 頸椎および胸椎起因性
  • 関節包、靭帯の拘縮
  • 内臓起因性
  • 身体の使い方
  • 中枢神経系および末梢神経系

筋骨格系の問題は、カイロプラクティックの専門分野です。

ただ、しっかりとしたリハビリが行える病院であれば改善される原因でもあります。

頸椎および胸椎性の五十肩は、背骨にアプローチするテクニックが多いカイロプラクティックが有効です。

また、内臓起因性、神経系が起因するケースは、評価できる治療院がほとんどないため、色々な治療院へ通ってもよくならなかった人に多いです。

カイロプラクティック心では、肩関節の正常な関節運動の回復、筋バランスの改善などの施術だけではなく、エクササイズ方法なども指導し、1日でも早く改善できるようにサポート致します。

五十肩/四十肩アプローチ方法

カイロプラクティック心は、多角的な視点で身体評価を行い「筋骨格系」「中枢神経系」「末梢神経」など原因に合わせたアプローチを行います。

これらの評価を行なう施術院は全国でも数が少ないため 病院や他の整体、整骨院でわからなかった原因を発見できます。

仮に糖尿病、甲状腺疾患などによる炎症が考えられる場合でも、栄養面からサポートいたします。

施術

肩関節障害、背骨起因性⇒関節運動学的テクニック、カイロプラクティックアジャストメント

バイオメカニクス異常、モータコントロール異常⇒NKT

筋肉のアンバランス⇒筋伸張テクニック、ストレイン・カウンターテクニック

中枢神経系のエラー⇒神経マニュピレーション、神経系エクササイズ

人によっては内臓機能、循環機能の低下などが原因でもあるため、内臓マニュピレーションを行うこともあります。

施術歴15年のセラピストが、カウンセリングから施術、アフターフォローまで全て行います。

また、多くのテクニックを習得しているため、症状やその人の状態などに合わせて、最適なテクニックを組み合わせるオーダーメイドの施術を提供しています。

伊勢市カイロプラクテイック心のアプローチ方法
感覚エクササイズ
栄養と症状

施術回数の目安

早く改善させた想いはあると思いますが、身体の状態(筋肉だけの問題、関節包拘縮など)急性期、慢性期などで回復する目安が異なります。

大まかな目安としては以下の通りです。

筋肉の問題(軽度)⇒3~6回

筋肉の問題+関節の問題(インピージメントが長期続いていた)⇒12~20回

筋肉の問題+関節の問題+関節包拘縮、靭帯拘縮⇒30回以上

※カイロプラクティック心の経験則に基づいた目安です。

1回でなんとか改善させたい方はお役に立てないかと思いますので、ご遠慮ください。

動かせない期間が長いほど、回復までに時間がかかる可能性があります。

しかし、指導したセルフケアを毎日行える方は、改善を早め施術回数を減らすことが可能です。

また、対応が早ければ早いほど、経済的に症状が改善され不自由な生活も少なくなるため、迷われている方は早めに対応していきましょう。

五十肩セルフチェック(症状チェック)

現在、肩の痛みがどのような状況であるかセルフチェックしてみましょう。

〇軽度(施術回数3~6回)

  • 痛いながらも腕が耳付近まで挙げることができる
  • 夜間痛がない
  • 安静時は痛みがない
  • 痛い部分がハッキリしている

〇インピージメントが長期化している(施術回数12~20回)

  • 腕を90°(肩と腕の位置が水平)くらい挙げると痛い
  • 後ろに手が回りにくい(左右差がある)
  • 夜間痛がある

〇関節包、靱帯に拘縮(施術回数30回以上)

  • 腕のあたりまで痛みが放散している
  • 腕を降ろした状態でも掌が外側を向かない
  • 肩を動かすことが困難

あくまでセルフチェックの目安であるため、身体評価で変化がみられることもあります。

感覚エクササイズ

中枢神経系の影響によって、肩関節の機能異常がみられる場合は、中枢神経系を活性化させるエクササイズを中心に行ったほうが良いケースもあります。

例えば、肩を動かしたときに肩甲骨が浮き上がる、手首の動きが鈍い、眼球運動が制御できないなどがみられます。

このようなケースは、施術よりも感覚エクササイズを行ったほうが回復を早めます。

また、「五十肩が良くなっても反対側の肩をまた痛める」ということを聞いたことありませんか?

これは五十肩で動かさなくなった側の神経系の機能が低下したことにより、痛みが改善されても神経系の回復が追いついていないことが考えられます。

神経系は筋肉の緊張度もコントロールしているため、痛みはなくとも痛めていない側の筋肉のアンバランスが生じています。

日常的にスポーツや運動習慣があれば、神経系も上手く回復していくこともありますが、そのような習慣がないと神経系は回復しきらず、結果として反対側を痛めるリスクが高まります。

感覚エクササイズについて詳しくはこちら

五十肩/四十肩の痛みから早く解放されていあなたへ

肩は自由度が大きい関節のため、動かなくなって初めて生活の不便を感じます。

「不便ではないよ」という人は、カイロプラクティック心に来ていただかなくてもけっこうですが、「不便で何とかしたい」という人は、ぜひご相談ください。

「洗濯物を干す」「上の棚に物をあげる」「孫を抱っこする」「趣味のスポーツ」「服を着る」「ネクタイを締める」など肩が不自由であると日常生活は想像以上に不便です。

また、仕事や趣味にも支障がでてしまえば、とても苦痛です。

カイロプラクティック心では、施術だけではなく簡単なホームケアも指導して、早く回復するようサポートさせていただきます。

回復したら「仕事に集中したい」「趣味を再開したい」「孫と遊びたい」などあなたの想いを叶えてください。

早く回復するよう一緒に頑張りましょう。

カイロプラクティック施術による肩痛(五十肩・四十肩・野球肩など)改善例もご参考ください。

予約について

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