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結論:身体的なアプローチで苦手が和らぐケースがあります
「うちの子のADHD、このまま大人になっても変わらないのでしょうか」そう感じて、検索されたのではないでしょうか。
結論からお伝えします。
脳や神経の働きにアプローチすることで、日常生活の困りごとが和らぐケースは多くあります。
- 朝の忘れ物が減る
- 椅子にじっと座っていられる時間が増える
- 癇癪の頻度が下がり、家族の時間が穏やかになる。
こうした変化は、私たちの臨床現場でも実際にみられています。
このあと、なぜそうしたアプローチが有効なのか。
脳の仕組みから、わかりやすくお話ししていきます。
少しでも苦手を克服したい人、こども苦手を何とかしてあげたい人は、ぜひ続きをお読みください。
発達障害について詳しくはこちら
毎日の「困った」に、心が疲れていませんか
「忘れ物が多い、言ったそばに忘れてしまう」
「聞いていないように見える返事」
「落ち着きのなさ」
毎日同じことで注意してしまい、自己嫌悪に陥る。。。
そんな保護者の方を、私たちは何人も見てきました。
お子さん自身も、悪気があるわけではありません。
むしろ「またできなかった」と、誰よりも傷ついていることがあります。
その苦手の背景には、脳や神経の発達が関係していることがあります。
このことを知っているかどうかで、お子さんへの関わり方は大きく変わります。
※ADHDの診断は医師のみが行えます。
気になる症状がある場合は、まず医療機関の受診をおすすめします。
このページは、診断を受けた後の身体的サポートの選択肢としてお読みください。
なぜ苦手が起こるのか:脳(中枢神経ネットワーク)の視点から
脳科学の進歩からADHDの脳機能の研究も毎年のように発表されており、脳機能の観点からADHDの苦手がわかってきています。
不注意:短期記憶(一時的に情報を覚えておく脳の働き)の苦手さ
例えば「5+7」のような簡単な計算でも、数字を一時的に覚えておく必要があります。
これが苦手な幼児は、指を使って数えます。
ADHDの特性では、これと同じように物事を短期的に覚えておくことが苦手な場合があります。
それが、結果として「忘れ物が多い」「話を聞いていないように見える」という行動につながると考えられています。
また、目標物をじっと見続ける「注視」が苦手な場合もあります。
視線が色々なものに誘導されやすく、集中が続きにくくなることがあります。
多動性:原始反射(生まれつき備わった自動的な身体の反応)の影響
人は生まれる前から「原始反射」と呼ばれる、無意識に起こる身体の反応を持っています。
赤ちゃんの頃には必要不可欠な反応ですが、成長とともに大脳(脳の上位の部分)がコントロールできるようになっていきます。
ただ、何らかの理由でこの反射が十分にコントロールされないまま成長すると、それが落ち着きのなさとして現れることがあると考えられています。
また、「固有受容器」と呼ばれる筋肉の長さや関節の位置を脳に伝えるセンサーの働きが未熟な場合、それを刺激するために手足を動かしたり、飛んだり跳ねたりすることを好む傾向もみられます。
Q:原始反射とは何ですか?
生まれつき備わっている、無意識に起こる身体の反応のことです。
成長とともに大脳でコントロールされるようになりますが、十分に統合されないまま残ると、発達障害の特性として現れることがあります。
原始反射について詳しくはこちら
衝動性:脳の前頭葉(行動を抑制する脳の部分)の発達
衝動を抑える脳の神経ネットワークは、8歳ごろから機能し始めるといわれています。
そのため、それ以前のお子さんが衝動的に動いてしまうのは、ある程度自然なことでもあります。
青年期から大人になると「眼窩前頭前野(がんかぜんとうぜんや)」と呼ばれる、行動の抑制や計画立てに関わる脳の領域の働きが影響しているケースが多くみられます。
こちらの記事もご参考ください。
病院の治療だけでは難しい理由
ADHDの原因は、まだ完全には特定されていません。
また、発達障害を専門に診られる医師は限られているのが現状です。
そのため、病院での治療と並行して、以下の療法を受けるケースも少なくありません。
- 臨床心理士
- 栄養士
- 作業療法士
- ブレインジム
- (教育キネシオロジー)
- リズミックムーブメント
さまざまな立場の専門家がサポートに関わっています。
カイロプラクティック心もその選択肢の一つです。
私たちは「BBIT認定療法士」として、脳と神経の視点から発達障害のサポートに対応しています。
BBITについて詳しくはこちら
まずは話を聞くだけでも大丈夫です。
「薬を出す前に、他の方法も知りたい」「療育と並行してできることはないか」
そう感じている方は、お気軽にLINEでご相談ください。
カイロプラクティック心のアプローチ:脳・神経・栄養から考える
脳と身体は、常に情報を交換している
脳(中枢)と身体(末梢)は、別々に働いているのではありません。
「怖いと感じれば身を守るために身体を緊張させる」
「足を怪我すれば、かばって歩くようになる」
など常に情報をやりとりしながら身体を最適な状態に保とうとしています。
そのため、感覚の入力に問題があると、脳内での処理、身体への情報伝達もうまくいかなくなることがあります。
カイロプラクティック心は、施術によって身体から脳への情報伝達がスムーズになる状態を整え、機能神経学(脳の働き方を専門的に評価する学問)の視点で、活動が弱まっている脳の部分を見極めながらアプローチしています。
機能神経学的なアプローチでADHDや学習障害、片頭痛に効果がみられたという研究報告もあります(参考文献:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1556370713002216)
また、2019年にカイロプラクティックは脳の変化を促すことが研究で報告されています(参考文献:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31773541?fbclid=IwAR1sanAhJLs9D6WCqxfrbUFhDJkkUM98kYJIy0lHTSZKllhejnCgxYLig1M)
カイロプラクティック心はBBIT認定療法士であり、栄養や生活習慣も含めてアドバイスさせていただき、発達障害に対応しています。
BBITについて詳しくはこちら
脳(中枢神経)は、適切な刺激を反復していれることで、脳の可塑性と呼ばれる構造的および機能的に変化する性質をもっています。
BBITは、この神経の可塑性を利用したアプローチ方法であり、研究論文を応用して運動プログラムを構築しています。
神経可塑性について詳しくはこちら
- 機能神経検査
- 頭蓋骨の調整
- 施術
- ホームケア指導
原始反射統合へのアプローチ
ADHDの特性には、特に「モロー反射」「恐怖麻痺反射」と呼ばれる原始反射の残存が関係していると考えられています。
モロー反射は、息を吐き出す反射でもあり、息を止めることが苦手なため、動き始めると止まりにくく、多動の特性として現れることがあります。
こうした反射の統合を促すエクササイズと頭蓋骨調整や内臓へのアプローチと組み合わせて行います。
原始反射統合エクササイズについてはこちらもご参考ください。
視覚・聴覚など感覚、脳のアンバランスへの個別アプローチ
例えば聴覚であれば、左右での音の伝わり方を評価し、苦手な側を意識的に使う工夫(耳栓やヘッドホンの活用など)から始め、徐々に音の認知や運動と組み合わせたプログラムへと進めていきます。
療育の現場でも感覚を刺激する運動は行われますが、「なぜ苦手なのか」を理解しないまま行うとお子さんが嫌がり、継続が難しくなることがあります。
主な感覚は以下のとおりです。
- 視覚
- 聴覚
- 触覚
- 前庭系(バランス、重力など)
- 嗅覚
- 固有受容器(筋肉や関節)
乳児~高校生までは左右差が大きくみられることがあります。
その差が脳のアンバランスとなり、ADHDでみられる振る舞いにも影響していると考えられます。
BBITはその左右のアンバランスまで評価していくことで、お子さん一人ひとりの「なぜできないのか」を丁寧に評価し、段階的に取り組めるプログラムを作成しています。
栄養からのアプローチ
脳の働きには、刺激だけでなく栄養も欠かせません。
ある研究では、着色料やジャンクフード、加工食品に多く含まれる「サリチル酸(植物由来の成分の一つ)」を控えた食事に反応がみられたと報告されています。
また、砂糖や小麦粉、牛乳などを控え、材料となるタンパク質や、神経伝達物質(やる気や集中に関わる脳内物質)の合成に必要なミネラル(マグネシウム、ビタミンB群、鉄など)を積極的に摂ることもサポートになります。
栄養についてはこちらもご参考ください
臨床現場で感じていること(院長より)
これまで多くのお子さんのADHDサポートに携わり、他の療法の症例報告を見聞きしてきました。
印象に残っているのは、「叱られ続けて自信をなくしていた子が、できることが少しずつ増えていく中で、表情が明るくなっていく瞬間」です。
原始反射の統合エクササイズを始めて数週間で姿勢が安定し、授業中の様子が変わったとご家族から伺うこともあります。
一方で、すべてが身体的なアプローチだけで解決するわけではないことも臨床の中で実感しています。
低年齢のお子さんほどカイロプラクティックの効果を感じやすい傾向がある一方、多岐にわたる課題をすべて解消することは難しいケースもあります。
だからこそ、ご家庭での関わり方や栄養面も含めた包括的なサポートを大切にしています。
家庭でもできる4つのこと
①感情的に叱らない
感情的に叱っても、何が悪かったのか伝わりにくく、自己肯定感が下がるだけになってしまいます。
叱りそうになったら、5秒待ってみてください。
②具体的かつ簡潔に伝える
多くの情報を一度に処理することが苦手な傾向があります。
短く、具体的に伝えることを意識してみてください。
③得意なことを伸ばしてあげる
苦手なことが多くても、得意なことは必ずあります。
そこを認められることで、意欲や自己肯定感を保ちやすくなります。
④食事のサポート
シカゴの小児記念病院の研究者が、サリチル酸を含む食事を摂らない食事方法に反応を示すと結論づけました。
サリチル酸は、着色料を含む食品、ジャンクフード、加工食品に含まれているため そのような食品は避けるようにします。
また、アドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾールの分泌減少もみられることがあるため 砂糖(甘いお菓子、ソフトドリンクなど)、小麦粉、カフェインも避けた方が良いです。
神経の状態を良くするためにタンパク質、 神経伝達物質(ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなど)の合成に必要な鉄分 などを積極的に摂取してください。
改善後、どんな日常が待っているか
身体的なアプローチがうまく働くと主に以下のことがみられるようになります。
- 朝の支度で忘れ物を確認する回数が減る
- 授業中、椅子に座っていられる時間が増える
- ちょっとしたことで癇癪を起こす頻度が下がる
- 「また怒られた」という親子のすれ違いが減り、家族の時間が穏やかになる
これらの変化が見られることがあります。
すべての困りごとが身体的なアプローチだけで解消するわけではありません。
しかし、「今より少しでも快適に過ごせるなら」と感じている方のお役に立てる可能性は十分にあります。
よくある質問
ADHDに関するよくある質問をまとめました。
ADHD以外にもASDが含まれていると診断されていますがサポートしてもらえますか?
A.可能なため、ぜひご相談ください
病院で診断を受けておくことは重要です。
ただ、カイロプラクティック心は診断名でアプローチ方法を変えるのではなく、カウンセリング(日常の苦手、生活習慣など)身体評価(脳機能の評価)を行ったうえで、必要な運動プログラム、施術、栄養サポートを行います。
診断名は関係なく一人ひとりの状態に合わせてアプローチしていくため、安心してご相談ください。
病院の受診に時間がかかるため、診断してもらえますか?
A.できません
まれに「ASDですか?」「ADHDですか?」と聞かれることもありますが、診断は医師しか認められていないため、聞かれてもお答することはできません。
診断は病院でしか行えないため、時間はかかるかもしれませんが、病院を受診してください。
病院では診断されずグレーゾーンと言われましたがサポートしてもらえますか?
A.可能なため、ぜひご相談ください
診断名は関係なく、カウンセリング(日常の苦手、生活習慣など)身体評価(脳機能の評価)を行ったうえで、必要な運動プログラム、施術、栄養サポートを行います。
グレーゾーンは、公共のサポートを受けずらく大変な面もあるようですが、そのようなケースでも来られる方は多いため、ぜひご相談ください。
カイロプラクティックだけでも有効ですか?
A.有効な面もありますが、それだけでは効果がみられないことも多いです
経験的な話ではありますが、低年齢(4歳以下くらい)であるほど、カイロプラクティックだけの有効性は感じています。
しかし、多岐に渡る問題を全て解決することは不可能と考えています。
また、カイロプラクティックを初期の頃から受けることが難しい(静かに寝ていられない、他人に触られることが嫌など)ケースも多くあります。
低年齢ほど運動プログラムをこなすことも難しいくなるため、カイロプラクティックや運動に限らずできることをご自宅でもしっかり行っていくことが大事と考えています。
伊勢市でADHD・発達障害のご相談なら
カイロプラクティック心は、伊勢市で脳・神経・栄養の視点から発達障害のサポートを行う数少ない専門院です。
診断名にかかわらず、カウンセリングと身体評価をもとにお子さん一人ひとりに合わせたプログラムをご提案しています。
「今の対応で効果をあまり感じられない」
「薬以外の選択肢も知っておきたい」
そう感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
まずは話を聞くだけでも構いません。
LINEでのご相談も受け付けています。
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発達障害の問題はご家庭や本人によって違い、目的が達成されるのか不安な面も大きいかと思いますので、オンラインでご相談を受付けております。
オンライン(zoom)、ご来店で相談されたい方は、事前のご予約をお取りください。
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時間は45~60分程度いただきます。
円滑にご相談内容に対して回答できるよう事前に簡単なヒアリングシートを送付いたしますので、ご記入しご返信ください。
また、とくに聞いておきたい質問も事前にいただければ、優先的にお答えできるよう時間の配慮もいたします。
有料相談の主な内容は以下のとおりです。
- ヒアリングシートから考えられる問題点
- ご家庭でもできる簡単なケア方法
- 質問への回答
時間があれば、カイロプラクティック心で行うアプローチ、栄養サポート方法なども解説させていただきます。
無理や予約を取っていただくことはありませんのでご安心ください。
ぜひ、家族で取組んでみたいという方は、相談時、相談後にでもお伝えいただければ、より詳細な質問票をお送りいたします。
投稿者プロフィール

- 施術歴18年 第一種認定カイロプラクター BBIT認定療法士 栄養コンシェルジュ®2つ星の資格
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伊勢市小俣町にあるカイロプラクティック心の代表です。
施術歴15年以上、1万人以上の施術経験と第一種認定カイロプラクターの資格を保持し、日本カイロプラクティック師協会の副会長を務めています。
慢性的な痛みやしびれ(腰、手足、頸部など)の症状改善の専門家
ほかにも栄養コンシェルジュ®2ツ星、BBIT認定療法士(脳機能ベースに神経可塑性を利用したアプローチを行う)に資格も保有して、筋骨格系、栄養、中枢神経系を介した独自のアプローチを行っています。
自律神経失調症、めまい、頭痛など栄養や中枢神経系が関与する原因に対しても、根本的な改善を行います。
BBIT療法は原始反射統合、感覚統合、脳の側性化、多感覚アプローチなどを用いて発達障害に有効であり、日本に数十人しかいないBBIT認定療法士の一人です。
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