発達障害に関する質問

よく聞かれる質問をまとめました

ご不明な点、ご質問がございましたら、こちらをご参考ください。

一般的な施術のご質問はこちらをご参考ください。

よくある質問/カイロプラクティック心

Q.効果はありますか?

A.一定期間、適切にアプローチできれば効果があります。

カイロプラクティック心が行うBBITは、ADHDの診断基準を約80%満たさなくなったという研究報告がある手法を日本で行うために吉澤D.Cが設立した団体です。

世界中でBBITのもととなるメソッドが取り入れられており、90%以上の効果がみられたと報告するdoctorもいらっしゃいます。

カイロプラクティック心はBBIT認定療法士であり、海外のセミナーもwebを利用して受講し、効果も実感しております。

ただ、数回のみ、提案を受け入れないなどのケースでは効果がみられません。

このアプローチ方法は奇跡的なものではなく、脳科学をベースにしており、一定期間の適切なアプローチが重要です。

カイロプラクティック心の発達障害に対応するコンセプトはこちら

Q.科学的な根拠はありますか?

A.あります

BBITは脳科学をベースにしており、研究論文をベースにしています。

現在でも脳科学は進歩しており、最近ではツールを用いたり、どのような手法が最適かなども数年前とは変化しています。

カイロプラクティックにおいては、残念ながら研究報告がありません。

しかし、私個人以外の症例報告は積み重ねており、それらをもとに判断してカイロプラクティック施術も行っています。

Q.医師に相談しなくても良いですか?

A.ご家庭にお任せします

BBIT認定療法士のなかには医師も在籍しており、栄養や心理面において医師の相談先もあります。

また、医師の治療をこちらから辞めさせることはなく、継続していくことをお勧めしております。

そのため、相談されても問題はなく、ご家庭の方針にお任せいたします。

Q.症状が悪化することはありませんか?

A.ありません

薬のような副作用はありません。

ただ、「今までなかったイヤイヤ期が突然みられる」「今まで怖がらなかったこと怖がるようになる」など成長が促されたことで悪化したような変化がみられることはあります。

イヤイヤ期は、本来なら誰もが経験する成長過程です。

とくにASD傾向のこどもは感情の表出が少なく、大人しい性格で育てやすいと勘違いされていることも少なくありません。

本来イヤイヤ期は自立心の芽生えでもあり、成長過程に必要です。

こどもは抑制する機能が未発達であるため、落ち着きがなかったり、大人がみて危険な行動をしたりします。

もちろん、ケースバイケースですが、怖がる仕草がみられるようになることは危険な状態を察知できるようになり、抑制する気持ちが働いていると考えられます。

これらのように成長が遅れているが故にみられなかった行動がみられるようになり、親御さんからみても以前にはない行動が良くも悪くもみられるようになります。

そして、サポートを継続していくことで適切なコミュニケーションや行動がとれるようになってきます。

Q.効果に個人差はありますか?

A.あります

脳の状態は年齢、性別、家庭環境、現在のできることできないことなど、個人差があります。

そのため、個人差が生じることは通常です。

それを埋めるために家庭の状況、過去の状況(既往歴、乳児期の過ごし方など)これから家庭での過ごし方などが大切となり、カウンセリングでは包み隠さずお話いただけること効果的なアプローチも行いやすくなります。

Q.一時的に良く見えても再発するのでは

A.可能性はあります

脳の可塑性を促すことで変化がみられ、早ければ1ヶ月くらいでも良い傾向がみられることもあります。

しかし、この現象は現在のアプローチ方法が有効であることを示しているだけであり、脳の神経ネットワークが構築されたワケではありません。

スポーツの技術習得を例にすると、初めは1つ1つの動作を意識して行い、呑み込みの早い選手であれば早期に習得したようにみえます。

しかし、スポーツの技術は試合の目まぐるしく環境が変わっても(相手の技術レベル、普段と違う試合会場、体勢、プレッシャーのかかる場面など)適切な技術であることが重要です。

そのためにあらゆるシチュエーションでも適切な技術が使えるように反復練習を行い、実戦形式の練習、実践を繰り返した後にスポーツ技術を習得できます。

スポーツ技術の習得も脳の可塑性を促す学習であり、発達障害のサポートも同様のことが言えます。

また、スポーツ技術もケガ、体型の変化などで再学習が必要となるケースが多いように、発達障害のサポートも生活習慣の乱れ、運動習慣の減少など脳の健全性を保てなくなれば、以前とよく似た傾向がみられても不思議ではありません。

カイロプラクティック心の役割として、初期段階で神経可塑性を促すべき部分を評価でみつけだして、どのような刺激で効果がみられるかを観察していくことです。

効果がみられれば、学校や家庭でも良い状態が継続できるよう段階的に刺激方法を変えながら、生活背景に合わせたサポートを行います。

ご家庭では、脳の健全性を保つために生活習慣、食生活、運動習慣(初期はカイロプラクティック心が提案する運動のみでも大丈夫です)を実践してください。

そうすることで、一時的な効果ではなく長期的に変わったと実感していいただけることが多いです。

Q.痛みを伴うことがありますか?

A.ありません

触られることに過敏であるお子さんが多いことから、過度にくすぐったいと感じたり、少しの押圧で痛みを感じたりすることはあります。

ただ、無理やり施術を継続することはありません。

原始反射の残存が強い(とくに触刺激による反応:ガラント、パーマーなど)触ること自体が不快であり、かなり嫌がることはあります。

以前は徐々に慣らしていくようにアプローチしていましたが、ご家庭でのケアの手法によって大きな差が生まれ、主体的にご家庭で工夫しながら行うケースでしか大きな変化がみられない状態でした。

しかし、科学的な研究でもストレスとなるアプローチ(不快、怒る、泣くなど)でも、神経可塑性に必要なアプローチであれば改善がみられる報告もあり、臨床でも不快であってもその子どもに必要であればしっかり行うことで効果があると報告されています。

とくに幼児期では適切な運動が難しく、指示がとおらないため、触刺激を含めたアプローチが重要となります。

触刺激で皮膚が赤くなることはありますが、強い痛みが継続することはありません(初期は嫌がります)

少しずつ過敏性がなくなっていくことで、施術を受けられるようになります。

頸椎の施術も過度に捻ることはなく、反対に「これで施術できているの?」と感じる方のほうが多いです。

Q.幼児でも体への負担は大きくないですか?

A.配慮して行います。

小学校入学前からの早期介入の方が効果はみられやすいことは、研究でも報告されています。

しかし、原始反射の早期統合は、お子さんにとって不快な刺激にはなります。

そのため、少しでもストレスを減らしつつ行うためにお「母さんに抱っこされながら」「好きな歌を聴きながら」などに配慮もいたします。

ただ、大人しく不快な刺激を受入れることはありませんが、その点はご説明のうえ行います。

こどもにとって不快な刺激でも行わなければいけないですか?

A.行ったほうがよいと考えています。

こどもの不快な刺激は、基本的に触られることが多いです。

このような触られることに対する感覚過敏は、発達の遅れがみられるこどもには多くみられます。

もちろん、この不快な刺激を避けて年齢を重ねることで、許容範囲が広がるとは思います。

しかし、幼児期ほどスキンシップの多い対人関係で社会性を身につけていくことを考えると触刺激を避けることは社会性を身につけることも遅れてしまい、さらには落ち着いて座れない(椅子の接触が嫌い、服の感触が嫌いなど)など問題も拡張してしまいます。

一時期の不快な刺激を避けたところで、避けることは難しく結果として友達と遊べなかったり、落ち着きなく社会性を学べず入学後に大きな問題となって跳ね返ってくることも少なくありません。

ご家庭でも少し落ち着いて触れる刺激からで良いので、触っていくことはお勧めしています。

さらに評価が可能であれば、落ち着いて触れる感覚刺激(匂い、音、光など)を用いながら、原始反射の統合、感覚過敏を解決していきます。

この過程のなかで不快な刺激を行わないことは不可能であり、無駄に時間をかけてしまうのはお子様のためにもならないと考えています。

Q.病院で改善されないのになぜ良くなるのですか?

A.病院との役割が違い、脳の神経機能を評価し、神経可塑性を利用したアプローチを行うからです。

病院の役割は、診断が重要です。

そして、発達障害の診断によって療育手帳が発行され、行政のサポートを受けることができます。

ただ、治療方法が確立されていないため、服薬やカウンセリングが主となる手法では限界がみられることが現状です。

カイロプラクティック心は病院では行われていない脳の機能を評価して、脳の可塑性を利用したアプローチを行っています。

脳の可塑性を利用したアプローチは研究もされており、それらを臨床応用しています。

ここで一般の方は、研究されている分野を「なぜ病院での治療に取り入れないのか?」と疑問に感じるかと思います。

全てではありませんが病院の保険診療は「誰が行っても同じ効果がみられる治療方法」が原則です。

脳の可塑性を利用したアプローチ方法は多くの研究が行われていますが、期間や回数、強度など一定の手法までは確立されていません。

また、脳の可塑性を利用したアプローチを最大化するためにはマニュアル的なアプローチではなく、個別に合わせたアプローチ方法が重要とされています。

この点においても多くの患者を診断する必要のある病院が個別に合わせたアプローチを行うには人材不足、および教育に膨大な時間を要するため、病院の経営自体が成り立たないと考えられます。

カイロプラクティック心は、脳の可塑性を利用したアプローチ方法は15年以上かけて何百時間の単位でセミナーや講義に参加しています。

さらには他の先生の臨床報告を聞き、一例一例を積み重ねて現在に至ります。

Q.何歳から可能ですか?

A.0歳から可能です。

頭蓋仙骨療法やカイロプラクティックアジャストメント(乳幼児は軽く触る程度)は、0歳からでも可能です。

また、頸椎の調整も重要です。

ちなみに赤ちゃんの頸椎調整は、触っているだけにしかみえないです。(一般の人には施術したのかわからないレベルです)

首を強く捻るようなことはないため、ご安心ください。

アセスメント(どの脳領域に問題が生じているかの評価)は、乳幼児ほど行えることは限られてきますが、親御さんにご協力をお願いしながらさせていただきます。

低年齢ほどアセスメントは難しい反面、効果は現れやすく、成人に近づくほど脳も成熟するため、効果が現れるまで時間がかかります。

Q.落ち着きのないこどもを連れて行って迷惑ではないですか?

A.問題はありません

ADHDと診断されているケースも含め、落ち着きのないこどもは身体評価が難しいことは事実です。

ただ、質問票や普段の行動などを参考にアプローチ方法を組み立てていき、ご家庭でもケアを継続していただけると1~2ヶ月程度で落ち着きがみられます。

また、固有受容器や前庭系の刺激を欲していることもあり、当院にある振動器具やトランポリン、バランスボールで遊ぶことで落ち着いて身体評価ができるケースも少なくありません。

突発的な行動がみられることには注意を払う必要があるため、事前にお伝えいただければ極力危険なものは触られないようにし、鍵のかかるところは閉鎖して道に飛び出していかないよう配慮致します。

ケースによっては、お伝えしたいことは後日、オンラインを利用させていただくことも可能です。

Q.こどもが怖がったり、ストレスに感じたりしないか不安

A.配慮しつつ身体評価、アプローチを進めていきます

ASD傾向のお子さんはとくに初めての場所を怖がることもありますが、お母さんに抱っこしてもらいながら、落ち着く人形を持ちながらなど配慮は致します。

来院が難しいと判断されるご家庭は、オンラインで質問表や日常の振る舞いなどの動画などでプログラムを作成していくことも可能なため、ご検討ください。

Q.すぐに効果は現れますか?

A.施術後すぐに苦手や困っている症状が改善されることは少ないです。

施術後にアセスメントでみられた問題が改善されることはありますが、それがすぐに発達障害でみられる症状が改善されることはありません。

例えば、自転車を乗るにしても練習(失敗を繰り返し学習)が必要であるように、学習期間が必要な困りごともあります。

カイロプラクティック心のアプローチは、発達の土台作りをサポートさせていただきますが、急激に勉強ができるようになったり、人とコミュニケーションがとれるようになることはありません。

小さい目標を数ヶ月単位で達成し、それを積み重ねていく必要があります。

Q.改善されないこともありますか?

A.改善が難しいケースはあります。

まず、発達障害に関わらず、腰痛や肩こりでも1つの療法だけで100%改善するということはありえません。

カイロプラクティック心のアプローチに適応しないケースもあり、以下のようなケースは改善が難しいです。

1)明らかな遺伝子異常(惰弱X症候群、レット症候群など)による発達障害

2)明らかな脳や身体の器質的な障害(レントゲン、MRIなどで確認できる障害)

3)感染症後に症状が強く現れた(チック、不安症、急激な退行など)

4)家庭で運動療法、栄養療法を取り入れることができない

5)家庭環境が整っていない(こどもや夫婦間でDV歴がある、家族で協力する気がないなど)

6)親の精神状態が安定しない(うつ、ストレスが多いなど)

カイロプラクティック心は神経の機能が上手く働いていないところをみつけ、運動や施術によって神経機能を回復させるアプローチ方法です。

そのため、遺伝子異常や明らかな身体的なダメージが確認される場合は、神経機能を回復させることが難しいです。

なかには感染症後により強い症状が現れることがあり、その場合は脳に対しての自己免疫疾患を発症している可能性もあるため、速やかに専門機関を受診することをおすすめします。

コンスタントに神経機能にアプローチする必要があるため、ご家庭で行ってもらう役割(運動療法、栄養療法、こどもとの接し方など)がとても重要です。

そのため、ご家庭の環境が整っていないとお子さんへのフォローが行き届かなくなり、改善が難しくなります。

裏を返せば、ご家族が一丸となってこどものために動けるご家庭は、改善される見込みがとても高いです。

大きな変化がみられない可能性がある場合は、こちらからお伝えさせていただきます。

Q.質問票はどのような内容ですか?

A.お子様の状態を知るために必要な質問です。

質問票の内容は以下のとおりです。

  • 感覚運動チェックシート
  • マイルストーンチェックシート
  • 成人認知スタイルシート
  • 左側および右側大脳皮質チェックシート
  • カウンセリングシート(現在の状況および数ヶ月後のどのような状態が望ましいかの目標設定など)

これらの質問票と身体評価をふまえて、初期のアプローチ方法を決定いたします。

ご来院前にお願いする理由として、質問票の記入事項も多く、お子様の集中力にも限界が生じるからです。

また、成人認知スタイルはご両親のことを2択でチェックするシートであり、ご両親のスケージュールを合わすことが難しいご家庭もあります。

ご両親に対しての質問がある理由として、親御さんとしては良かれと思って指導していることでも現在のお子さんにとっては良くない可能性もあるからです。

なかには、こどもの接し方の問題を指摘されていると勘違いされる方もいらっしゃいますが、そのようなことはありません。

例えば、右側の大脳皮質低下のアプローチをお子様に実践したくとも、ご両親が左脳優位の考えが強すぎるとホームケアの接し方に矛盾が生じる可能性があります。

そのため、お子様のモチベーションを下げずにホームケアを実践してもらうためにも右側を活性化させる接し方の指導をさせていただくこともあります。

極論を言えば、極端な偏りがある場合は、カイロプラクティック心のサポートを受けていただきたいですが、強制的に受けていただく必要はありません。

ただ、お子様のためにも言葉がけ、対応などのアドバイスには耳を傾けていただけると幸いです。

Q.どれぐらい続ければ効果がみられますか?

A.3ヶ月から6ヶ月続けることをおすすめします。

こどもの場合は、3ヶ月も待たずに少しずつ変化がみられやすいです。

変化がみられる場合は、3~6ヶ月で終了するのではなく継続的に続けていくことをお勧めします。(継続方法はご家庭内で続ける、定期的に通うなど)

3~6ヶ月で変化がみられない場合は、再評価させていただき、新たなアプローチで変化がでる可能性が考えられる場合はご相談させていただいます。

臨床心理士、医師など他の治療が優先になりそうであれば、そちらの治療をおすすめいたします。

Q.集中的に受けたほうが効果はありますか?

A.あります

週に1~2回のアプローチで他の日は家庭でできないと言われるケースも少なくありません。

また、初期の頃はとくに家庭で上手くエクササイズができていない(手法が違う、別の方法になっているなど)こともあります。

基本的に海外では、1~2週間で約2時間(休憩を含む)、毎日アプローチを行っているそうです(ドクター・メリロー、ドクター・リナウド)

その間に親御さんにも家庭でできる手法を教育して、家庭でも継続してアプローチを実施してもらい、90%程度は良い変化がみられると言われています。

とくにこどもは脳の発達段階であるため、集中的にアプローチすることで変化はみられやすいです。

また、短期的に変化がみられ、家庭でもエクササイズを実施しやすい状態にもなるため、個人的には遠方で家庭療法を選択されるご家庭でも初期は集中的なアプローチを行ってもらったほうが効果は実感してもらいやすいです。

Q.他の療法と並行しても大丈夫ですか?

A.大丈夫です

カイロプラクティック心の発達障害アプローチは、他の治療および医療機関からから引き離すものではありません。

親御さんが効果があると感じられるものであれば、並行して他の療法を続けることは良いです。

なかには、医師の判断を無視して定期的な診療を辞めてしまうケースもありますが、診断できるのは医師のみであり自己判断で医師の診断を放棄することはお勧め致しません。

Q.頻繁に通うことができません

A.ご家庭での栄養療法、運動療法を継続してください

遠方から来られる場合、経済的な負担を減らしたい場合などそれぞれの家庭事情があり、頻繁に通うことができない人も多いです。

脳機能の評価はきていただく必要はありますが、アプローチにおいてはこちらが作成した運動プログラム、栄養プログラムを実践していただければ、頻繁に通っていただく必要はありません。

ご家族が一丸となってこどもと接することは、発達障害を良くしていくために重要です。

メール、LINE、(場合によってはテレビ電話)などでフォローさせていただきます。

また、3ヶ月1回程度は良い方向に変化が現れていても再評価を行い、新しく出来ることなどがあれば追加させていただきます。

Q.オンラインでもみてもらうことは可能ですか?

A.可能です。

理想は初期の評価だけでも対面で行ったほうが良いです。

ただ、ご家庭で協力いただけるのであれば、オンラインでも評価およびプログラムの作成は可能です。

ご協力いただく内容について事前情報として「薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方」をご参考ください。

目の動きを観察するには経験も必要なため、目の動きに関しては撮影したものを送っていただく形になります。

また、情報は多い方が良いため、日常で気になる振る舞い、歩く姿、食べ方なども撮影していただけると、より良いプログラムが作成できます。

Q.施術に効果はありますか?

A.症状によっては改善を早める可能性があります

ご家庭でしっかりとプログラムが実践されれば、施術なしでも効果は見られます。

ただ、施術によるアプローチによって改善を早める可能性はあります。

例)

頭部の打撲(転倒、ベッドから落下など)⇒頭蓋仙骨療法

原始反射⇒頸椎、四肢アジャストメント

固有受容器の刺激⇒カイロプラクティックアジャストメント

消化器系の弱さ(下痢、便秘など)⇒内臓マニュピレーション

施術によって身体的症状が緩和されたり、神経機能への刺激を加えることができます。

また、脳と身体は相互作用しているため、神経機能を回復させるためにはどちらも健全であることが望ましいです。そのため、施術によって関節が正常に動くようにすることも大切です。

大人の発達障害ではこのような施術は重要ですが、こどもの場合はそれほど身体的ダメージが蓄積されていないため、ご家庭での療法だけでも効果は現れやすいです。

施術に抵抗がないお子さんで、定期的に通える場合は施術も平行していくことで、家庭のみで行うよりも早く変化が現れる可能性があります。

Q.精神面(情緒不安定、落ち着きがない、癇癪がひどいなど)でも良くなりますか?

A.良くなる可能性はとてもあります。

主なアプローチ方法は、カイロプラクティック施術と神経系エクササイズを含めた運動療法ですが、精神面にも有効です。

発達障害だけではなく、うつや双極性障害などの精神障害にも運動は効果がみられるアプローチ方法の1つになります。

もちろん、ケースによっては臨床心理士の心理的アプローチが必要です。

ただ、脳の機能低下している部分に対して運動療法やカイロプラクティックで刺激を与えて脳のバランスを改善することで精神面にも好影響がみられるケースも多いです。

精神面に対して運動が良い理由はこちら

臨床心理士のアプローチが必要なケースは以下のとおりです。

  • トラウマが問題となっているケース
  • ADHDの2次障害の徴候がみられるケース
Q.大人の発達障害も改善が見込めますか

A.改善する可能性はあります。

困りごとにもよりますが、「不安感が軽減する」「頭痛や腹痛など身体的症状が軽減する」「作業がしやすくなる」などがみられることはあります。

しかし、長期的(3~6か月)な計画かつ小さい目標をクリアしていく形となるため、発達障害の特性もありモチベーションが続かないケースもあります。

神経機能の活性化は、いかにコツコツと日々行っていくかが重要であり、海外の神経機能へのアプローチを専門とした施設は、数週間毎日のようにリハビリを行うことがほとんどです。

子供に比べるとコンスタントに神経機能へのアプローチは重要となります。

Q.お金儲けでは?

A.お金儲けで発達障害の相談を受けていることはありません

お金をいただく以上は、お金儲けと言われても仕方のない面もあります。

ただ、お金を本当に儲けるのであれば、施術料金の高い大人相手の行うほうが効率的です。

また、周りの整骨院や整体を見てもらえばわかりますが、「骨盤矯正」「美容整体」「姿勢の歪みが原因」などニーズのあるフレーズで集客したほうが楽にお金を稼ぐことができます。

カイロプラクティック心がそのような言葉を使って集客しないのは、ニーズだけが独り歩きし根本的な問題解決にならないからです。

こどもの発達障害を評価するためには言葉でのコミュニケーションが難しく、時間がかかります。

また、こどもも疲れるため、休憩も挟むことを考えると余分に時間を確保する必要があります。

はっきり言えば、こどもの発達障害の相談は、施術料金が大人よりも安いうえ、時間効率が悪く1人で行うにはとても非効率です。

そして、家庭環境や症状の現れ方が一人ひとり違う発達障害は、アプローチ方法に決まったやり方はなく日々、悩みながら行うため、私の精神的な負担が大きいです。

カイロプラクティック心が、非効率でも発達障害の相談を受けるのは、「子は宝」につきます。

将来あるこどもが、「発達障害」だけで芽を摘まれることはあってはならないです。

なかには、少しのキッカケで周りと変わらない成長をみせてくれるこどもも少なくありません。

このような現実をみると、発達障害と診断されて困難を感じているこどもを1人でも多くサポートしたい想いでカイロプラクティック心は取り組んでいます。

WEB相談

WEBで1,000円も可能です。

ZOOMを利用し、40分させていただいきます。

ZOOMの使い方は以下をご参考ください⇒ZOOMアカデミージャパン

最後に

おそらく藁をも掴む気持ちで、ご相談をいただいているかと思います。

速やかに次にステージに向かえるよう(効果があれば出来ることを増やしていく、効果が無ければ別の専門家への紹介など)誠心誠意もてる知識、技術を活かしてサポートさせていただきます。

また、親御さんを含めたご家族のご協力は必要不可欠です。

そのため、こちらからの質問(事前にお渡しする質問票、カウンセリングなど)は、事実に基づいてお答えいただくことが、評価の間違いを減らし適切なアプローチを行う大事な要素となります。

ご家族のご協力が得られないと判断した場合は、申し訳ありませんがこちらからお断りさせていただこともあります。

あなたのお子様が良くなるかご不安かと思いますので、LINE、メールでご不明な点、ご質問などお気軽にご相談ください。

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