カイロプラクティック心は以下のウイルス対策を行っています。
- 施術者の体温管理
- 施術間隔(約30分)を空けて施術毎に換気を行う
- 施術毎にドアノブ、施術ベッドなど施設の消毒を行う
- 施術毎の手洗い
- マスクの着用
- 加湿器の運転
- 正面で話すとき(カウンセリング・症状説明など)1~2m程度離れる
- 頭頚部・手の施術は、施術者がアルコール消毒を行ってから開始する
皆様には以下のご協力をお願いいたします。
- 発熱(37.5度)、だるさ、味覚障害、嗅覚障害、息苦しさなどがみられる場合は、自宅待機もしくは適切な医療機関を受診ください
- 手洗いの徹底(帰宅後、来院前など)
- 不必要に施設内の物を触らないようにお願いします
- 多数の付き添いはご遠慮ください
カイロプラクティック心は1人で運営し完全予約制のため、施設内に3人以上が集まることはありません。
コロナウイルスの発生前からインフルエンザの感染症対策などを実践しており、代表である岡は42年間インフルエンザに感染したことはなく開業以来8年間は、体調不良により休んだこともないです。
ワクチン反対派ではありませんが、インフルエンザワクチンを打たずに基本的な感染対策(手洗い、うがい、睡眠、運動、食事)により感染症にかかることを防いできました。
もちろん、自分の身体を過信せず、発熱、体調不良がみられれば休業致します。
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コロナウイルスの個人的な感想
三重県でも1名の感染者が報告されましたが、その後の濃厚接触者の経過観察も終わり、三重県内での拡散は防がれたようです。
しかし、全国的には感染者が増えているため、3月から学校の急行の要請、イベントの自粛などが発表され、感染者が確認されていない伊勢市でもイベントが中止され始めました。
テレビやネットニュースをみていると、混迷を極めている感じです。
個人的には、コロナウイルスの感染力はインフルエンザ程度と感じます。根拠としては三重県内で濃厚接触者と考えられていた3名が発症していないからです。
そして、コロナウイルスを発症した人も船での移動、スーパーでの買い物などを症状が現れるまではしていたそうです。
このことを考えると不必要に怖がらず、感染症対策として基本となる手洗い、栄養のとれた食事、十分な睡眠を心掛ければ大丈夫ではないかと考えられます。
~2020年4月7日追記~
鈴鹿市で100名前後の陸上イベントで講師のコロナウイルスが確認されました。
そして、100名前後の濃厚接触者を確認したところ1名(懇親会参加者)の感染が確認され、残りは陰性と発表。
四日市ではダイヤモンドプリンセス乗船者が、帰宅後にコロナウイルスの陽性が確認され、同居家族は陰性のまま2週間の健康観察が終了しました。
これらの事例から考えられることは、陸上の屋外イベント参加者からは感染が確認されず、懇親会参加者から感染者がみられたことから、やはり3密(密閉、密集、密接)が感染しやすいといえます。
また、3密であっても同居家族が陰性で経過観察が終了していることから、お互いに感染予防(手洗い、飛沫が飛ばないように注意するなど)を行えば、ある程度の感染は防げるのではないでしょうか。
ウイルスの基礎知識
ウイルスの感染様式は、空気感染・飛沫感染・接触感染です。
コロナウイルスは、飛沫感染・接触感染とされています。そのため、感染者と一緒の空間に居るだけで感染することはありません。
感染場所
のど、鼻、目の粘膜に吸着して、ウイルスが増殖することで症状が現れます。
ウイルスは細菌のように土壌や空気中で増殖することがないため、粘膜以外での生存時間は短いです。
ウイルスの生存時間
インフルエンザウイルスでは、粘膜以外の環境下では2~8時間と考えられています。
新型コロナウイルスは、ステンレスやプラスティックの表面では数日間、空気中では 3 時間、ボール紙の表面では 24 時間ほど生存するという報告があります。
新型コロナウイルスについてはまだ十分わかっていないことが多いものの、体外で生存する可能性があり、糞便の中でも生存していることがあります。
感染する原因
感染者の咳(1~2m飛ぶ)による飛沫が直接的に鼻、目、口の粘膜に付着する、もしくは感染者が鼻や口を触ってウイルスが付着した手で触った場所を、触ってしまいさらにその手で鼻、目、口を触ってしまうことで感染します。
ウイルスの基礎知識から考える予防方法
直接、感染者の咳を顔に受けない限りは、自分の手を介してのみ感染します。
単純には、手で口、鼻、目を触らなければ、かなりの予防効果になると考えられます。
ただ、食事、歯磨き、顔がかゆくなるなど顔を触るケースは日常生活で多くあるため、ウイルスを除去する手洗いが大切になります。
そして、ウイルスが付着している可能性の高い、ドアノブ、テレビのリモコンなども洗剤をしみこませた布、アルコールなどで拭いておくと大事です。(よく触らない箇所は自然にウイルスが死滅する可能性が高い)
感染者および非感染者の双方が、こまめに手洗いをし口・目・鼻を極力触らないことが予防には重要になるといえるのではないでしょうか。
感染症の専門医の意見は?
ダイヤモンドプリンセス号内で実務に携わっていた沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩医師はfacebookでこのような投稿をされています。
ポイントを抜粋すると
積極的疫学調査(感染者の接触者を追跡する調査)の結果をみると、このウイルスの感染力は必ずしも強くはありません。少なくとも、インフルエンザほどは強くない。
たとえば、電車やレストランなどで空間を共にしたぐらいでは感染していません(市中で空気感染はしない!)。咳やくしゃみによって生じる飛沫を吸い込むことでも感染しますが、それすらも限定的な印象があります(飛沫感染はするが限定的か?)。
ただし、密閉された空間に有症者と長時間いると感染するリスクが高まってくるでしょう。
むしろ、もっとも効率的に感染を引き起こしているのは、ドアノブや手すり、トイレなどに付着していたウイルスに触れて、その手を目鼻口の粘膜に付着させることで感染しているのではないかと考えられます(おそらく接触感染が主体)。
見解としてはイベントを中止する必要もないということも書かれていますが、政府はイベントの自粛と学校の休校を要請しました。
イベント、学校は密閉空間に長時間いるリスクを考えると仕方ないかもしれません。
スポーツ大会において、SARS、エボラ熱の感染抑制にもかかわった岩田教授は以下のことを述べられています。
3月22日の淀川マラソン中止。予想はしてたが。マラソンは短期的に免疫抑制起こすので、たしかに今は市民マラソン大会はしないほうがいいのは事実。とても残念だけど。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) February 26, 2020
スポーツは適度に行うのは良いですが、プロ選手やハードにウエイトトレーニングするケースでは、免疫の低下がみられることは研究で報告されているため、スポーツイベントの中止も仕方ないかと思います。
信頼性の高い記事は
コロナウイルスについては色々な医師、医療ジャーナリストがコメントしていますが、意見が分かれているところもあります。
また、コロナウイルスに限らず、テレビに出演する医師に対して個人的にはあまり信用していません。。。
現在の情報社会で信用できるものを取捨選択するのは難しいですが、カイロプラクティック心がおすすめするのはこちら
大曲先生は米国のがん専門医療機関で訓練を受けた免疫不全も超詳しい臨床のスペシャリスト。
岩田先生は米国で内科と感染症の専門医の訓練を受けた全方向型ガチのスペシャリスト。
坂本先生も聖路加→米国のMPH/感染制御の訓練を受けた、泣く子も黙るこの分野の第一人者。
三人とも最前線の現場の人 https://t.co/dHNDQvFIRL— 堀 成美 (@narumita) February 26, 2020
検査が全てに行われない理由
坂本医師は以下のように述べています。
(COVID-19)を引き起こすウイルスである「SARS-CoV-2」のPCR検査の感度は、30~50%や70%だという報告がありますが、いずれにしても100%ではありません。 感度は様々な条件にも左右されます。
例えば、新型コロナウイルス は、感染者のウイルス量がインフルエンザの100分の1~1000分の1と言われており、そもそも検出されにくいと考えられています。
すべての感染例を拾うことには限界がある検査です。また、陽性の結果が得られても、そもそも日本国内の有病率(事前確率)が低いので、陽性的中率は低いと考えられます。
検査をしたからといってもコロナウイルスに感染したかどうかは確定できないため、臨床的な徴候と合わせて判断する必要があります。
なかにはたらい回しされているような報道もあり、医師と保健所の判断に相違がみられるようです。
検査問題は2つに分ける必要があると思います。1.必要な方に検査できるよう。熱が持続する、医師が検査を必要と感じるときに出来ないのは問題。 2.不要な検査、不安を回避するための検査はすべきでない。不安回避行動は、さらなるハザードの原因になりむしろ不安増大の根拠となる。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) February 26, 2020
医師の判断は優先されるように医師会から政府に要望していました。
一般の人は不必要に検査を要望しないことです。わかったところで、治療法が確立されているワケではないため、病状を観察しながらの治療となります。(8割程度は軽症:2割が重症化でほとんどが高齢者)
病院がパンクせず必要な人が必要な治療を受けられるように考えることも重要ではないでしょうか。
コロナウイルス対策
市民向け感染予防ハンドブック@東北大。とてもいい。 https://t.co/D1h41VigaZ
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) February 26, 2020
ハンドブックはこちら⇒東北医科薬科大学感染症book(コロナウイルスの記載あり)
簡単に抜粋すると以下のとおりです。
濃厚接触者とは
- 新型コロナウイルス感染症が疑われる発症者と同居している
- 新型コロナウイルス感染症が疑われる発症者と閉鎖空間で一緒にいた
- 新型コロナウイルス感染症が疑われる発症者の咳・くしゃみのしぶき、 鼻水などの体液に直接触れた
家庭でできる対策
家庭でできる感染対策の基本は、こまめな手洗い、正しいマスクの使用、 症状があるときは外出を控えること。
マスクの付け方、外し方が正しくできない人は多いのではないでしょうか。
マスクはウイルスを完全にシャットアウトさせるものではなく、自分と他人の咳を防ぐことであり、マスクの表裏を触ってしまえば効果はありません。
マスクの着用は、紐だけを触って取り外す必要があります。
横着をしてご飯を食べるときにマスクを触って顎の下にかけるようでは意味がなくなるため、注意しましょう。
不必要に怖がることを止めましょう
コロナウイルス感染者に対する誹謗中傷・医療従事者への差別的な言動や行動などが問題となっています。
また、県外ナンバーの車に対する嫌がらせも多いそうです。
「自粛警察」という言葉まで生まれてしまいました。
だれもが感染したくないのは当然であり、感染リスクを減らしたい行動の現れでもありますが、人権を侵害する行為は許されるものではありません。
このような行動をとる人は、不必要に怖がっているのではないでしょうか。
たとえ、コロナウイルスを保持した人がいたとしても、感染対策を行っていれば簡単に感染するものはありません。恐らく、強力な感染力があればもっと強力な外出制限でなければ1万人程度の感染者では済まないでしょう(コロナウイルス感染者は日本人口の0.01%程度)
コロナウイルスの治療が確立し、ワクチンが完成するにはまだ時間がかかることが予想されます。そのため、感染症対策は長期的に行う必要があります。
面倒と感じる人も多いでしょうが、これを実践することでインフルエンザをはじめとした感染症を防ぐことも可能であり、個人的な意見ですがこれが継続できればインフルエンザの流行も抑えられます。
この機会にウイルスを不必要に怖がらず、感染症対策を習慣化してみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール

- カイロプラクター
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伊勢市小俣町でカイロプラクターをしています。
病院では異常が見当たらず、どこに行っても良くならなかった方が体調を回復できるようサポートします。
機能神経学をベースに中枢神経の可塑性を利用したアプローチで発達障害、自律神経症状、不定愁訴にも対応しています。
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