コロナウイルスのニュースは、ネガティブな部分を切り取ったものが多く、とても不安になる人が多いです。
しかし、コロナウイルスのデーターを客観的にみるとポジティブな結果もみられます。
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コロナウイルス感染者の8割が軽症
コロナウイルス感染者の8割が、人工呼吸器もしくは集中治療を必要としない症状で軽快します。
中国からの2020年2月20日時点での報告では、感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、13.8%が重症、6.1%が重篤となっています。
日本国内では、2020年3月18日までに、感染が確認された症状のある人758例のうち、入院治療中の人は579例おり、そのうち、軽症から中等度の人が337名(58.2%)、人工呼吸器を使用または集中治療を受けている人が46名(7.9%)となっています。また、150例(25.9%)は既に軽快し退院しています。
出典:感染症予防接種ナビ
しかし、2割は重症化(とくに高齢者・基礎疾患を持つ方)するため、感染しないにこしたことはありません。
30代より若い層は軽症例。無症状が多く、10代より若い世代は感染者がとても少ないことが特徴です。
無症状で免疫を獲得している可能性もある
ウイルスに感染することで免疫の力によって抗体を獲得し、一度感染したウイルスの発症リスクを抑えることができます(獲得免疫)
ニューヨーク州は、無作為に3000人を選び、コロナウイルスの抗体検査をしたところ14%近くの人が抗体をもっていたことを発表しました(引用元:NY州の14%に抗体確認、新型コロナで3000人検査)
州の人口をもとに計算すると270万人が抗体を持つことになり、致死率も0.5%と低い水準になるそうです。
そして、若年層は死亡率もほとんどないため、さらにコロナウイルスは脅威にならないレベル考えられます。
しかし、高齢者になるほど致死率は高くなるため、感染症対策はしっかりと行う必要があることは言うまでもありません。
自粛の効果は?
報道では、最多の感染者数、死亡数など伝えられることが多く、自粛の効果が現れていないよう思われます。
しかし、グラフをみてみるとハッキリと自粛の効果は表れていると考えて良いのではないでしょうか。
新規患者数をみると4月10日まで急激に増加していますが、そこからはピークが抑えられ緩やかではありますが減少しています。
皆様が個々に行われている自粛、および感染症対策は効果あらわれているため、「コロナ疲れ」「自粛疲れ」と言われますがもうひと踏ん張り頑張りましょう。
コロナウイルスの自然終息の可能性
アメリカ政府の研究では、コロナウイルスは、日光・高温・多湿で威力が弱まると報告されています(引用元:新型コロナ、日光・高温・多湿で威力弱まる=米政府研究)
マレーシア・シンガポールなど高温・多湿の地域でも発症していることから、全く感染力を失うワケではないと考えられますが、屋外での活動はある程度許容できる可能性があります。
記事内ではウイルスの生存時間が高温・多湿、日光によって大幅に減少するとされ、今までとおりの感染症対策(自粛以外の手洗い、ソーシャルディスタンスの維持など)を合わせれば、個人的には終息が期待できるように思います。
今やれることを実践しよう
テレビやネットをみるとコロナウイルスのネガティブな情報が常にはいってくることから、とても不安が強くなる人が多いです。
そして「県外ナンバーの車に嫌がらせをする」「コロナウイルス感染者の自宅に落書き、石投げる」など私からすれば異常としか考えらえない行動をとる人もいます。
嫌がらせしたところで現状は何も変わりません。
できることは、不必要にコロナウイルスを怖がらずに自分のできる感染症対策を日々実践していくだけです。
それが結果としてコロナウイルスの早期終息につながるのではないでしょうか。
投稿者プロフィール

- カイロプラクター
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伊勢市小俣町でカイロプラクターをしています。
病院では異常が見当たらず、どこに行っても良くならなかった方が体調を回復できるようサポートします。
機能神経学をベースに中枢神経の可塑性を利用したアプローチで発達障害、自律神経症状、不定愁訴にも対応しています。
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