勉強ができないのは障害?

発達障害

勉強ができない(読めない、書けない、九九ができないなど)理由と対処法

学習が本格的に始まる小学生では、学習の苦手が顕著に現れることがあります。

また、「小4の壁」と呼ばれる時期ではさらに勉強の苦手が現れやすく、人間関係も含めさまざまな壁を感じることがあり、この時期に発達障害と診断されることも多いようです。

しかし、発達障害と診断されていても学業は優秀であるケースも多く、「なぜ学習に苦手がみられるのか?」をしっかり考えて適切にサポートすることで学習の苦手が軽減されることはあります。

ここではよくある学習の苦手について脳機能面から原因を解説し、対処法を書いています。

勉強の困難をかかえる学習障害

勉強の困難がみられる発達障害の1つに学習障害があります。

学習障害は「読みことが苦手」「書くことが苦手」「算数の障害」がみられます。

学習障害についての原因やサポートについて詳しくはこちらをご参考ください。

学習障害であっても適切な支援により、学習を進めていくことは可能です。

学習に必要な原始反射統合

原始反射は、出生後にみられる反射であり、成長と共に脳でコントロール(統合)できるようになります。

しかし、統合されるべき年齢(一般的には1歳ころ)を過ぎても原始反射がみられることがあり、勉強の苦手につながることがあります。

そのため、研究でも原始反射統合によって、以下のように学習能力が向上した報告もみられます。

毎晩10分程度、モロー反射・緊張性迷路反射・ATNR・対称性緊張性頚反射(STNR)の動きを真似た体操を1年間行った結果、介入していないグループに比べATNR残存の程度が大幅に軽くなり、2種類の読み力テストと書くスピードの検査などで有意な改善がみられました。

参考文献:Effects of replicating primary-reflex movements on specific reading difficulties in children: a randomised, double-blind, controlled trial

本来であれば統合されている原始反射が残っているということは、発達の初期段階でつまづきがあり、土台が形成されていない家と同じように非常に不安定な脳発達と考えられます。

そのため、学習の土台となる神経発達を促すためにも原始反射を統合することで、学習の苦手を克服できる可能性があります。

原始反射統合について詳しくはこちらをご参考ください。

視覚の問題による学習の困難

視覚機能は、当然ですが字や数字を見るために重要です。

また、読むためには目を動かす必要がり、いくつかの眼球運動(輻輳、パスート、サッケードなど)を適切に使い分ける必要があります。

しかし、一般的に視力の問題がみられなければ視機能に問題がないと判断されていることが現状です。

そのため、視力に問題がなくとも以下の徴候がみられる場合は視機能の問題が疑われます。

  • 集中力がない
  • 姿勢の異常(肩に力が入っている、背中が真っすぐ、過剰に頭部が前へ移動など)
  • 光を眩しいと訴える
  • 本を読むと疲労を訴えやすい
  • 音読がたどたどしい
  • 不眠
  • 頭痛
  • 車酔いしやすい
  • 球技が苦手
  • 書き写しが苦手
  • 目を細める
  • 顔を動かして物を見る
  • 階段を怖がる
  • 転びやすい、つまづきやすい

視機能は脳の1/3の領域が相互作用しており、運動や姿勢などのコントロールに大きく関与します。

また、「遠くや近くをみる」「光の量の調整」などは自律神経と連携して瞳孔や水晶体をコントロールしているため、視機能の問題は自律神経症状(頭痛、不眠など)もみられます。

屈折異常

屈折異常は、大きく分けると「近視」「遠視」「乱視」の3つです。

とくに子どもは自分の状態を正確に伝えることが難しく、屈折異常が見逃されていることがあります。(さらに遠視は気づかれにくいです)

屈折異常によって文字や数字などに焦点を上手く合わせることが困難となるため、学習全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、近視では遠くがぼやけるため、黒板に書かれたよく似た字「は」「ほ」などの識別が難しくなります。

また、遠視では視力検査で問題がみられなくとも近くを見ることが苦手となるため、気づかれにくく文字や記号、数字などの読むことや書くことの間違いにつながります。

さらに発達段階のこどもに屈折異常がみられると眼球運動や周辺視野などの視機能の発達にも悪影響もみられることが考えられます。

まず発達障害を疑う前に、屈折異常がないかを眼科で確認することも大切です。

斜視、斜位

斜視は両眼で見えるものを一つに合わせて立体的に見ることができないのため、二重に物が見えたり、片目で物をみようとしたりします。

また、斜視側(外斜視、内斜視、上斜視など)は眼球が正面を向いていないです。

斜位は両眼で見えるものを一つに合わせて立体的に見ることはできますが、斜位側を隠すと眼球が正面から外れてしまうため、物を見るときに必要以上の緊張状態となり疲れやすく集中力も低下しやすいです。

また、目を空けているときは異常と感じないため、気づかれにくいです。

斜視や斜位は、身体症状(頭痛、フラフラ感)精神症状(イライラしやすい、不安感)も現れやすく、学習以外の生活面(人にぶつかる、転倒しやすい、階段が怖いなど)にも影響を及ぼしやすいです。

斜視や斜位も眼科を受診して視覚矯正を行ったうえ、眼球運動のトレーニングが必要となります。

眼球運動

眼球運動は多くの脳領域が相互作用し上下左右に眼球をスムーズに動かしたり(パスート)、眼球を瞬間的に動かし物体をとらえたり(サッケード)します。

また、書き写しのように近くと遠くを繰り返しみるときは輻輳(両眼を中心に動かす共調運動)開散(両眼を外方に動かす共調運動)を行います。

これらの眼球運動が正常に行われないと「読み飛ばしが多い」「行を飛ばすもしくは同じ行を読む」など読むことに問題が生じやすいです。

そして、読めないことで文章を理解する能力も育たないため、徐々に学習理解が乏しくなり、学年が上がるにつれて学習の遅れが目立ち、ケースによっては劣等感によって勉強意欲も失ってしまいます。

このように勉強ができないことには、視機能の問題が隠されているケースもあり、早期に気づいてあげて対応することも大切です。

前提として屈折異常、斜視、斜位などの問題をクリアしてから、眼球運動のトレーニングに取組む必要があります。

漢字が書けない、字が汚い【覚えられない】

字を書くためには、先に解説した視覚機能に加えて手との協調運動が重要となります。

また、手の運動機能に問題が生じていれば、「鉛筆を上手く持てない」「力加減が難しい」ため、鉛筆という道具を使って字を書くことは難しくなります。

そのため、漢字が書けないかったり字が汚いかったりするからといって、字の練習ばかりしても問題が解決されにくく、こどもの集中力が先に切れてしまい、最悪は書くことの苦手意識を増長させてしまう可能性があります。

書くことに問題がみられるこどもは、手の運動機能だけではなく「姿勢を維持できない(落ち着きがない)」「バランス感覚が悪い」など多くの運動面に問題がみられることが多いです。

また、視覚機能ではパスート、注視ができずに自分の書いている字をしっかりみれず、運動機能の問題と重なり字が汚くなったり、枠から字がはみ出てしまいます。

運動機能の問題

運動と聞くと野球やサッカーなどのスポーツを思い浮かべるかと思いますが、「立つ」「物をつかむ、もつ」「字を書く」など日常生活で必要な動作も全て運動であり、これらの日常的な運動の苦手がみられる発達性協調運動障害がみられることもあります。

発達性協調運動障害について詳しくはこちら

字を書くということは、姿勢を安定させながら上肢を適切に動かす運動です。

例えば、不安定な場所(バランスボール、安定性のない椅子など)と安定した場所(姿勢を安定させる椅子)では、安定した場所の方が字は書きやすいと感じる人が多いように体幹部と頭部は安定した姿勢を維持させることが字の書きやすさに繋がります。

そして、上肢は座る位置、椅子の高さなど字を書く環境に合わせて姿勢を調節し、さらには腕の位置も環境に合わせて微調整されます。

姿勢を安定させられないと腕の微調整も困難であることも多く、さらに手先の不器用さもあり、線を引くだけでもまっすぐ書けなかったり、長さがバラバラになったりします。

このようなことから、字の練習よりも姿勢の安定性や手先を含めた上肢の運動機能を向上させることを優先させたほうが良いケースがあります。

前庭系

前庭系は耳の奥にある三半規管、耳石によって重力や体に状態を把握するために重要な感覚であり、姿勢や運動を無意識でもコントロールするできるよう他の脳領域と協力関係にあります。

また、胎児のころから前庭系は発達し、視覚や聴覚の情報処理のベースとなります。

さらには情緒や知的な脳の発達は前庭系からはじまると言われるほど、前庭系は学習に重要な器官です。

前庭系は頭部を動かすことで活動する器官であり、公園にある遊具(滑り台、ブランコなど)でも刺激されやすく体を動かすことは脳の成長に必要不可欠です。

しかし、最近では危険な遊具の撤廃やスマホ視聴の増加に伴い、前庭系への十分な刺激が行えていないことも少なくありません。

前庭系の発達が促されていないと姿勢や視覚機能などが不安定となり、書くことにも悪影響を及ぼす可能性があります。

小脳

小脳は運動調節に重要な役割があり、字を書く時の肘や手首の角度の調整、動きのなかでの筋肉のコントロールなどを行い、とくに指の細やかな動きには欠かせない脳領域です。

また、眼球運動の調整する役割もあり、視覚機能を安定させるためにも重要であり、手と目の協調運動をコントロールする役割があります。

さらには最近の研究では情動や認知機能(ワーキングメモリー、学習効率など)にも影響を及ぼしていることが解っています。

このようなことから手先を使うことが苦手であり、鉛筆を持ちつつ字を書くことが困難となります。

また、目と手の協調運動が難しいため、枠からはみ出たり、字が歪んでしまったりします。

漢字が書けない、覚えられない理由

漢字が書けない理由の1つとして、先に解説した小脳の影響により細やかな運動がコントロールできないため、ひらがなよりも細やかな線の長さ、複雑な形となる感じは書くことが困難となります。

他には学年を上がるごとに画数の多い感じとなるため、視機能の問題によって細かい形(期、鼻など)が認識できていないことで、線が1本抜けたり、黒く塗りつぶしたような字を書いてしまうこともあります。

さらには小脳が関与するワーキングメモリーが十分でないと、他の脳領域への負担が多きすぎ、漢字を記憶することも困難となることが考えられます。

例えば、容量の少ないPCで多くのデーターが必要なソフトを開くとフリーズしてしまうように小脳だけではなく視機能や前庭系も低下していると姿勢維持や書くことだけでも脳の容量がオーバーしていることがあります。

このような傾向がみられるこどもは、2つのことを同時にすることは苦手であり、「バランス感覚が乏しい」「片足立ちしながらしゃべる、簡単な計算などできない」などもみられることがあります。

九九ができない、繰り上げができない算数が苦手

ここまで解説してきた視機能は、数字を理解するうえでも大切になります。

「6」「9」などよく似た数字では、斜視がみられると頭部を傾けている状態で見ることになり、まだ数字の概念に触れたばかりのこどもでは混乱することがあります。

もちろん、はっきりと見えていないと算数の土台となる数字が理解できないため、記憶にも定着せずに算数学習に悪影響を及ぼします。

九九、足し算、引き算などになると一時的に記憶を保存する短期記憶(ワーキングメモリー)を含めた実行機能が必要となります。

実行機能に重要となる前頭前野は、7.5~12か月にかけて成長し、2~5歳にかけて再び顕著に成長するとされています。

ただ、ここまで解説してきた感覚機能(原始反射、前庭系、視機能)が先に成長することで、実行機能がダイナミックに成長すると考えられます。

なぜなら、脳発達も段階的に成長(脳幹⇒大脳辺縁系⇒大脳皮質:前頭前野を含む)するため、脳幹の成長となる感覚機能で土台を築く必要があるからです。

家庭でまず行うこと

学習の困難は、ここまで解説してきた原因によって勉強を丁寧に教えるだけでは解決できないことも多いです。

また、最近ではスマホ視聴の増加に伴い視機能の問題(近視の増加)がメディアでも取り上げられていました。

さらには、運動能力の低下も報告されています。

スマホの長期使用は、視機能の低下だけではなく脳機能にも悪影響を及ぼすことが示唆されており、脳を発達させる段階のこどもにとってメリットは少ないと感じます。

反対に運動によって脳は発達を促され、それらの経験を重ねていくことで脳を発達させる神経可塑性が活発となります。

こどもの屋外での活動は2時間が推奨されており、勉強ができない悩みがあるかもしれませんが、まずはしっかりと体を動かす時間を確保していくことが大切と考えています。

そして、食事を含めた生活習慣を整えていくことが重要です。

なかには色々な問題によって運動や生活習慣を整えていくことも困難なご家庭もあるかもしれませんが、できるご家庭はまず実践することをお勧めします。

できないご家庭は、脳機能の評価アプローチを行うBBIT認定士であるカイロプラクティック心にご相談ください。

勉強ができない理由を考えてサポート

勉強ができないことだけを切り取ると、原因は分かりません。

しかし、日常生活の行動、苦手なこと、乳児期の過ごし方、現在の環境なども含めて考えていくと解決策がみつかりやすいです。

視機能に関しては、矯正用の眼鏡を利用することも重要となるため、必要な方は適切な機関もご紹介いします。

ここまで原因について解説してきましたが、1つだけの問題であることはほとんどありません。

なぜなら、それぞれの脳領域が連携して神経ネットワークを構築しているからです。

例えば、動いていてもみたい物をブレずに見れるのは、前庭系と視覚機能の連携があるからであり、さらには小脳によって眼球運動が微調整されハッキリとした画像で物を見ることができます。

初期段階では、それぞれの脳領域が活性しやすいアプローチが必要ですが、段階的に神経ネットワークが強化されるアプローチに変更していくことで苦手なことが解決すると考えられます。

学習の苦手がみられる低年齢のこどもは脳の発達途中であり、神経可塑性と呼ばれる変化が頻繁にされています。

神経可塑性について詳しくはこちらをご参考ください。

カイロプラクティック心は、発達障害に有効なBBIT認定療法士であり、神経可塑性を利用して脳機能のバランスを改善させることを目的とし、それが結果としてこどもの困りごとの克服につながります。

BBIT

BBITは、質問票や身体機能チェックをもとに左右の脳機能の偏りをチェックして、機能が低下している側を活性化させるアプローチによって左右の脳機能のバランスを改善させることで、こどもの困りごとに対応していきます。

アプローチ方法は、運動や施術が中心となります。

脳科学の研究でも脳を活性化させる手法として運動が取り入れられており、有効性が示されている多くの論文があります。

また、体には多くの固有受容器(脳に情報を伝えるセンサーの役割)があり、施術によってそれらが刺激されるため、カイロプラクティックは脳の活性化にも有効です。

BBITについて詳しくはこちら

原始反射統合

脳機能を評価すると、ほとんどのケースで原始反射の残存がみられることが多いです。

その理由の一つとして原始反射の統合によって脳発達も次のステップへと進みやすいですが、原始反射が残存することで脳発達が促されにくい状態になっていることが考えられるからです。

それが結果として、勉強の苦手として顕著に表現されることがあります。

そのため、初期段階では原始反射統合をしっかりと行っていきます。

小脳エクササイズ

小脳は多くの脳領域と連携しており、大きくは「大脳小脳」「脊髄小脳」「前庭小脳」の3つに分類されています。

それぞれに役割がありますが、体幹の安定性および手足の運動(とくに手)に関与していることから、発達面から考えるとハイハイやおしゃぶり(指を舐める)は小脳発達に寄与していると言えます。

そのため、4つ足で歩くハイハイ、手を使った遊びは小脳エクササイズの1つとなります。

初めは手を使った遊びが難しいケースも多く、屈筋の活性と伸筋の抑制に関わる小脳では、ボールを握ったり、緩めたりするだけでも小脳の活性化に寄与します。

とくに小脳は運動を学習して、より効率的かつスムーズに体を動かすために必要な機能であるため、初めはぎこちなかったり、時間がかかったりしますが、反復することで学習を進めていくことも小脳エクササイズには重要です。

ただ、認知活動を伴う(字を書く、計算をする、記憶するなど)と脳への負荷が高まるため、初期はあまり考えずにできる単純かつ楽しめるエクササイズがこどもには効果的です。

このように小脳の働きを理解することで、その人に合わせた小脳活性のエクササイズを構築していきます。

前庭系エクササイズ

姿勢を安定させるために重要であり、頭部と目の協調運動にも重要な役割を果たすため、読み書きには必要不可欠です。

前庭系は胎児の頃から発達し始め、乳児期でも抱っこやベビーカーでの移動などでも活性化されています。

そして、成長と共に自分で走ったり、飛んだりすることで活性化し、さらに遊具(ブランコ、滑り台など)は前庭系の刺激には有効です。

しかし、最近では乳児期からスマホを見せているケースも多く、頭位を動かす活動量が激減しているように感じます。

そのため、スマホを長時間(1時間以上)みる習慣が身についている場合は、その習慣を改めることも大事です。

前庭系のエクササイズは、単純にはバランスボールやトランポリンで跳ねる、回転イスで回転させるなどになり、細かい運動の指示が伝わらない年代ではこれらを飽きるまで行うことも有効になります。

そして、年齢や運動レベルに応じて難易度を難しくしていきます。

視覚系エクササイズ

眼球を動かす苦手がみられることも多く、さらには一点を見続けることも困難なケースも少なくありません。

視覚は多くの脳領域が相互作用するため、ここまで解説した小脳や前庭系も関与し、眼球運動の方法によって頭頂葉、前頭葉など活性化する領域も異なります。

視覚系のエクササイズは、一般的にビジョントレーニングとして書籍も発売されています。

ただ、書籍だけをみても上手くいかなかったという声を聞くことも少なくありりません。

その理由として、先に解説した屈折異常を矯正していなかったり、原始反射が統合されていなかったりするなどビジョントレーニングを行う前段階の問題が解消されていないことがあります。

また、ビジョントレーニングも段階があり、難度の高いトレーニングから始めてしまうと疲労しやすく継続が困難です。

例えば、文章を読むためにはサッケード(目を素早く動かし対象物をみる眼球運動)が必要ですが、それをスムーズに行うためには小脳の眼球運動のコントロール、脳幹の動眼神経などの働きも必要です。

そのため、初期段階では機能低下側を活性化させる側の目を利用して、物をみたり文章を読んだりするなど簡単なことから始めることも多いです。

勉強の苦手は早い段階から対応しよう

勉強に苦手に関わらず、発達に関連する問題は早期(遅くとも小学校入学前後)に対応していくほど改善しやすいことが研究でも報告されています。

もちろん、本人のやる気次第では中学生以降でも十分に効果は現れます。

ただ、経験的に年齢が上がるにつれて劣等感や勉強への苦手意識などによって、一人で取組むことが難しくご家族一丸となって行わなければ、上手くいかないことが多いです。

低年齢のこどもも含めて、初期段階はとくに集中的に原始反射統合を含めたアプローチを行っていくことをお勧めします。

ご家庭で取組みたい方でも評価内容に沿った運動プログラムを作成いたします。

BBITにご興味のある方は、ご相談ください。

投稿者プロフィール

カイロプラクティック心
カイロプラクティック心カイロプラクター
伊勢市小俣町でカイロプラクターをしています。

病院では異常が見当たらず、どこに行っても良くならなかった方が体調を回復できるようサポートします。

機能神経学をベースに中枢神経の可塑性を利用したアプローチで発達障害、自律神経症状、不定愁訴にも対応しています。

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