介入発達性言語障害は、発語の遅れの要因と考えられている発達障害の1つです。
発語の遅れは、発達性言語障害以外にもASD、難聴などでもみられますが、ここでは発達性言語障害について解説しています。
この記事は発達障害に有効なBBIT認定療法士が書いています。
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発達性言語障害とは
発達性言語障害(Developmental Language Disorder:DLD)は、子どもが言語を理解したり使ったりすることが難しい状態を指します。
また、他の原因(知的障害や聴覚障害、ASDなど)ではなく、言語の発達のみ問題がみられます。
もう少し具体的に説明すると、DLDの子どもは言葉を覚えたり、文を作ったりすることが他の子どもよりも難しいことがあります。
例えば、単語を覚えるのに時間がかかったり、文法のルールを理解するのが難しかったりします。
DLDは学校での学習や友達とのコミュニケーションに影響を与えることがありますが、早期の支援や適切な教育を受けることが重要とされています。
DLDの原因
DLDは発達障害の1つとされ、脳機能異常や遺伝低要因および環境因子が複雑に相互作用して引き起こされると考えられており、正確な原因は不明です。
DLDのリスク要因として以下のことが報告されています。
- 言語障害の家族歴
- 親の教育レベルや社会経済的地位の低さ
- 男性
- 早産や低出生体重などの出生前または周産期の要因
早期予測要因としては、生後2~3年の間における表現語彙の少なさ、単語の組み合わせが難しい、理解力の低下、ジェスチャーが少ないなどが研究で報告されています。
参考文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34067874/
DLDの種類
DLDは大きく分けて2つに分類されます。
- 言葉自体は理解してるが言葉の表出が遅れる「表出性言語障害」
- 言葉自体を理解していないことにより言葉の表出も遅れている「受容性言語障害」
これらの2分類ではありますが、言語処理はさまざまな側面があり、「語彙」「形態統語」「語用」などが言語理解や言語の表出に影響を与えています。
音韻
音韻に関する言語的困難は、子どもが言葉の音を聞き分けたり、発音したりするのが難しい状態のことです。
具体的には以下の苦手がみられます。
- 音素の置換と削除
- 音韻認識力の低下
音素は言葉の最小の音の単位のことです。
例えば、「さかな」という言葉では、「さ」、「か」、「な」が音素です。
そのため、音素の置換が上手くできないことどもは「さかな」を「しゃかな」と言うように本来の音と違う音を発音してしまいます。
また、削除してしまうこともあります(例:「さかな」を「さな」)
音韻の認識力とは、言葉のなかの音を聞き分けたり、理解したりする能力であり、この能力が低いと言葉の理解や発音が難しくなります。
構文/形態
構文および形態の問題をわかりやすくいうと、文法を使って伝えたり、文法を理解することが困難な状態です。
言語の文法的の特徴は、言葉の中で誰が何をするのかを示すために主語と動詞が一致する必要があります。
例えば、「私は行きます」や「彼は行きます」といった形となり、この文法特徴を使って相手に伝えることが難しいです。
単語の検索/意味
言葉の検索が困難な場合や語彙の使用に関する問題がみられます。
言葉の検索が困難な状態とは、子どもが適切な言葉を見つけることが難しい状態です。
例えば、特定の言葉を使わずに以下のような表現がみられます。
- 曖昧な表現(例えば、ボールと伝わる場合でも「あのもの」としか表現しない)
- 代用語の使用(ある言葉を別の言葉で代用すること。例えば、「おもちゃ」と言いたいのに「それ」と言う場合
- 婉曲表現の使用 (直接的な表現を避けて、遠回しに言うこと。例えば、「怒っている」と言わずに「ちょっと気分が悪い」と言う場合)
これらの表現だけではなく、話題を避けたりすることも含まれます。
表現や話題回避以外にも限られた単語を繰り返し使う傾向があります。
例えば、「食べる」という言葉しか使えず、「かじる」や「口にする」といった他の言葉が使えない状態です。
他には単語の意味に関する知識の問題もあり、特定の言葉の意味を理解していないため、誤った使い方をすることがあります。
例えば、「犬」を「猫」と混同する場合です。
語用論/言語使用
子どもが言葉をそのままの意味でしか理解できず、比喩や冗談、抽象的な概念を理解するのが難しいことがあります。
例えば、「猫の手も借りたいほど忙しい」という表現を、「猫が実際に手伝う」と誤解します。
また、本来であればジェスチャーや話し手の表情も話の内容の情報となりますが、DLDのこどもは話し手の表情や状況を読み取るのが難しくなります。
さらに表情やジェスチャーなどに気づかないと他人の気持ちや意図も理解できずコミュニケーションが上手くとれません。
他にも言葉のリズムやメロディー(イントネーション:言葉の強弱や声の上がり下がり)が不自然だと、言葉の意味や感情が伝わりにくくなります。
例えば、声が上がらず平坦だったり、強調すべき部分が強調されていなかったりする場合です。
談話
支離滅裂な発言をしたりします。
また、文章をつなげたり、より広い話題を理解したりすることが難しくなります。
言語学習/記憶
言葉を短期間に覚えておく能力が低下しています。
例えば、電話番号や買い物リストのような短い情報を一時的に覚えておくことが難しくなり、これによって会話や学習においても一度に多くの情報を処理するのが難しくなることがあります。
また、さまざまな情報の中から規則やパターンを見つけ出すのが難しいです。
例えば、言葉の使い方や文法の規則を学ぶときに、反復して出てくるパターンを見つけるのが難しい状態です。
これにより、言葉の習得や理解に時間がかかることがあります。
これらの問題が顕著化した例として、子どもが新しい単語を覚えるときに、一度聞いた単語をすぐに忘れてしまったり、繰り返し出てくる文法のルールを理解するのが難しい場合が考えられます。
発語の遅れがみられなくとも、小学校からの学習で顕著に言語の問題が現れるケースもあります。
症状
ここまでDLDの言語の問題について解説してきましたが、まず初めに発語の遅れがみられることが多いとされています。
また、発語がみられるようになっても「単語を組み合わせた文章を作ることが遅い」「新しい単語を覚えられず会話が困難」「言葉が理解できないがゆえに指示が通らない」「話すときの文法の間違いが頻繁」などがみられます。
これらの症例は40~50%程度が幼児期以降も言語障害として残り、書き取りの学習が必要なる時期に顕著になることがあるとされています。
さらには学習障害を示す可能性もあり、長期化していくと成人になってからの仕事や人間関係に影響を及ぼします。
診断
発語の遅れは1歳6ヶ月、3歳検診で確認され、専門医の受診を勧められることがあります。
また、発語の遅れは難聴、ASDなど起因する問題が異なるため、鑑別診断が重要となります。
病院での治療
確立された治療方法はありませんが、早期介入を開始することが重要と考えられています。
発達性言語障害において服薬ではなく、言語聴覚士による言語療法、音声療法士による音声療法などが行われます。
早期介入の課題
発達障害の1つである発達性言語障害は、確立された療法はなく個人差に合わせたアプローチが重要です。
しかし、発達障害を専門とする医師や言語聴覚士は少なく早期介入が困難だけではなく適切な支援を受けれない現状があります。
また、DLDは言語の問題だけではなく運動制御や実行機能などさまざまな問題もみられる可能性があることが研究でも示唆されており、言葉の訓練だけでは不十分な介入となる可能性もあります。
他にも家庭や学校などの理解不足により、診断の遅れや適切な介入が受けれないこともあります。
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn/51/6/51_380/_pdf/-char/ja?form=MG0AV3
DLDの原因を脳機能から紐解く
DLDのメカニズムの解明には至りませんが、多くの研究論文で言語以外の問題(運動制御、作業記憶、実行機能など)がみられることは解ってきました。
このことは卵が先か、鶏が先かという議論にもなり得ますが、言語以外の問題にも注目して介入していくことが臨床的にも効果を感じています。
また、最近では脳科学の進歩も著しく、DLDの脳機能を研究した論文も多くあり、それらを臨床応用していくことで良い結果に向かうと感じます。
そのため、論文で述べられていることをヒントにDLDの脳機能の問題に対応していくことは大切と考えています。
DLDの脳機能異常
複数の研究をまとめたレビューでは、以下の脳機能異常が示唆されています。
- 脳の体積の異常:DLDを持つ子供たちは、通常の子供たちと比べて脳の体積が異なる
- 脳の活動パターンの異常:言語に関連する脳領域の活動パターンが異なる
- 脳間の神経ネットワークの異常:脳内の異なる領域間の神経ネットワークが通常と異なる
もう少し具体的には以下の脳領域の問題によって、これらの異なった状態が観察されています。
- 後頭葉:視覚情報の処理に関与し、言語理解にも関連
- 頭頂葉:感覚情報の処理や空間認識に関与し、言語処理にも関連
- 前頭葉:計画、意思決定、および言語生成に関与する領域
- 左半球の言語野:言語の生成に関与する重要な領域(主に側頭葉:上側頭回、前頭葉:下側頭回)
- 左半球の聴覚野:音の処理に関与し、言語理解にも関連
動物で言葉を話すことができるのは人だけであり、言語の生成には広範囲の脳領域が相互作用する必要があります。
そのため、ここで挙げた広範囲の脳領域に問題がみられることは不思議ではなく、運動制御や実行機能、作業記憶にも影響を及ぼすと考えられます。
反対に後頭葉、頭頂葉、前頭葉はとくに言語生成以外にも視覚機能、体の感覚統合、実行機能など重要な役割があり、DLDの介入は言語以外にも行うことが効果的であると考えられます。
大脳基底核、小脳の問題
他の研究では、大脳基底核の一部である線条体に異常が報告されています。
参考文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36164824/
また、線条体についての研究をまとめた2024年の3月15日に発表されたレビュ―では以下のことが述べられています。
言語障害が起こる理由をより深く理解するため、研究者らは、この障害を持つ人々の脳の構造を調べた22の論文の結果を分析し、新しい計算方法を使用して、研究全体にわたって共通する異常のパターンを特定した。研究者らは、前線条体がこの構造を調べた研究の100%で異常
引用元:ジョージタウン大学医療センター
線条体が含まれる大脳基底核は、言語以外にも「運動制御」「記憶」「感情」などの情報処理に関与しており、DLDではこの部分の異常によって言語の生成や理解に必要な情報処理に困難がみられると考えられています。
もう少し大脳基底核と発語について詳しく解説すると側頭葉、前頭葉、頭頂葉などの脳領域と連携し、線条体は運動や認知機能を調整することでスムーズな言葉の流れを作り、頭の中でまとめた情報を言葉として発することができます。
このようなことから、大脳基底核の一部である線条体の異常は言語に悪影響を及ぼすことは不思議ではありません。
また、大脳基底核と同じように他の脳領域と連携して調整役として働く小脳にも異常がみられると研究で報告されています。(参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17189619/)
小脳は、主に運動の調整やバランス、協調運動に関与していると考えられていましたが、最近の研究では小脳が言語や認知機能にも関与していることが示されています。
小脳では特に発話、単語流暢性、文構築などの言語機能に影響を与えるとされています。
そのため、小脳が正常に機能しない以下の言語機能に問題が生じる可能性があります。
- 発話の障害:小脳が言語のタイミングやリズムを調整する役割を果たしているため、発話の速度や流暢性に問題が生じる
- 単語流暢性の低下:小脳が記憶や情報のアクセスを助ける役割を果たしているため、単語を素早く思い出す能力が低下する
- 文構築の困難:小脳が複雑な認知処理をサポートする役割を果たしているため、文を正確に構築する能力が低下する
参考文献
Svaldi, C. (2024).発達性言語障害児および小児小脳腫瘍生存者における言語学習と処理の調査。[論文完全内部 (DIV)、フローニンゲン大学]。フローニンゲン大学。https ://doi.org/10.33612/diss.1031808036
原始反射
DLDの子どもは、原始反射が残存する傾向があることを示した研究報告があります。
75人のDLDの子供(4歳から10歳)と99人の同年齢の通常発達(TD)の子供たちが、非単語反復テスト(nonword repetition test)と6つの原始反射テストを受けました。
結果:DLDの子供たちは、TDの子供たちと比較して、より高いレベルの原始反射を持続していることがわかりました。
また、神経運動的未熟度のスコアが上昇するにつれて、非単語反復テストのスコアが低下することが示されました。
また、この研究で報告されている原始反射は以下のとおりです。
- モロー反射
- 手掌把握反射(パーマー反射)
- 足底把握反射(プランター反射)
- ステッピング反射:(バビンスキー反射と類似)
- ATNR
- STNR
この研究では原始反射の統合は行われていませんが、原始反射を統合する介入によって認知機能が改善された研究報告もあります(参考文献:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10759118/
原始反射について詳しくはこちらもご参考ください。
原始反射は、本来はコントロールできるようになる反射であり、原始反射が4歳以降も顕著に現れていることは脳機能の問題が生じているサインと考えられます。
脳機能の問題は改善できる
ここまで解説してきたとおり、DLDは脳機能の異常が研究で示唆されています。
では、脳機能異常は改善できるのでしょうか?
結論から言えば、理論上は脳機能の異常は改善されます。
なぜなら、脳は神経可塑性と呼ばれる機能的および構造的変化がみられる性質をもつからです。
そのため、脳疾患、中枢神経系の疾患(パーキンソン病、ジストニア、脳震盪後遺症などは脳の神経可塑性を利用したリハビリが世界中で行われています。
もちろん、発達障害の介入でも脳の神経可塑性を利用した手法は多くの研究がみられ、早期介入の有効性も示唆されています。
脳の神経可塑性について詳しくはこちらをご参考ください。
とくに脳の発達段階である時期に脳の可塑性を利用したアプローチが有効と考えられているため、発達障害では早期介入が推奨されています。
発達障害の医療機関の現状
先にも解説したとおり、医療機関は発達障害の専門性をもった医師を含めた医療従事者が少なく、地域によっては適切な介入を受けれないことが現状です。
個人的な意見ではありますが、発達障害の診断には時間がかるうえ、診療報酬も少ないとされており、この分野に情熱を注げる人材も少ないのではないでしょうか。
さらには確立された治療方法がなく、マニュアル的な手法が存在しないため、膨大な勉強量と経験が重要であり、医療チームを立ち上げること自体が困難なように思います。
このようなことから、医師は一般的な診断および治療を中心としたクリニックを開業したり(内科的な病気、アレルギーなど)局所的な医療チーム(発達障害を専門とする言語聴覚士、作業療法士など)しか存在しないのではないでしょうか。
カイロプラクテイック心のBBIT
カイロプラクテイック心は、こどもの発達障害に有効なBBIT認定療法士です。
BBITは脳機能を評価して、脳の神経可塑性を利用して脳機能を改善していきます。
カイロプラクテイック心は10年以上前からBBITの土台となる機能神経学を学んでおり、こどもの発達障害に対応する前から脳の神経可塑性を臨床応用していました。
こどもは脳の発達段階であり、左右の脳バランスを改善していくだけでも大きな変化があります(参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37087061/))
ただ、脳の神経可塑性を促すためには栄養や生活習慣なども重要となり、それらもしっかりとアドバイスしていきます。
BBITについて詳しくはこちら
DLDのサポート
カイロプラクテイック心は、BBITをベースにAK、栄養サポート、カイロプラクティックなどによって、脳機能の活性化を目的としてDLDのサポートを行っています。
脳機能を活性化させる手法として効果的なことは運動であり、発達障害の介入する手法として運動は多く研究されて効果も確認されています。
運動
脳の可塑性を利用する方法は、研究でも運動(ビジョントレーニングも含む)が多く行われています。
例えば、手を使った運動は認知機能向上、トランポリンやバランス運動などは小脳や側頭葉の活性化に有効です。
また、リズム遊びは大脳基底核、20~30分程度の継続的な遊び(有酸素運動)は前頭葉などを活性化させます。
言葉の学習も重要ではありますが、まずは言葉を話すための土台となる脳領域を活性化させていくことが大切と考えています。
なぜなら、言葉を話すようになるまで出生後から1年以上かかり、その間はハイハイやお座り、見えるもの目で追いかけるなど乳児できる運動を基盤に脳を発達させているからです。
また、乳児以降も外遊びは2時間以上が推奨されており、運動は発育を促すためにとても重要です。
BBITでは脳機能の評価をもとに先に解説したバランス運動やリズム遊びなどの運動プログラムを作成および指導して、脳機能の活性化を促します。
原始反射統合
低年齢ほど、指示してできる運動は少ないですが、原始反射の統合を進めていくことで目に見えた変化がみられることがあります。
そのため、原始反射統合エクササイズは初期段階で行っていきます。
低年齢では動きが難しいケースもあるため、親御さんにサポート方法を指導させていただきます。
具体的には原始反射を誘発する動作を親御さんに行ってもらいます。
例えば、パーマー反射やバビンスキー反射は手足を触ることで誘発されるため、親御さんに反射が誘発される触り方を指導させていただきます。
感覚運動
運動の始まりは、感覚(言葉を話すための視覚、聴覚など)からです。
例えば、目で見たり、耳で聞いたりすることでその状況に合わせた行動(振り向く、話す、驚くなど)をとることができます。
臨床的に目の動きや触られた感覚(片側の手を触られることを嫌がる)などに左右差がみられることが多いです。
とくに低年齢のこどもでは運動できる内容も制限されるため、触る(触刺激)光や物をみる(視覚刺激)匂い(嗅覚刺激)などの感覚器を利用して、神経ネットワークの活性化を行っていきます。
なかには感覚過敏のこどももいますが、光の色や音の種類など工夫することで行えます。
栄養
腸と脳は相互作用することは、多くの論文で報告されています。
とくに小児期に下痢や便秘などの消化器症状を伴う場合は、食事の見直しも有効です。
発達障害のみられるこどもでは、グルテン(小麦製品)カゼイン(乳製品)が体に合わないケースもあり、腸内で消化できずに炎症を引き起こし、結果として脳に悪影響を及ぼすことがあります。(グルテン、カゼイン以外の食品も検討する必要があります)
カイロプラクティック
カイロプラクティックのアプローチ(筋骨格系)は、体性感覚を介して小脳や頭頂葉の活性化につながります。
とくに頸部には多くの体性感覚があると共に、頭部への血流供給をする血管も通るため、頸椎へのアプローチが有効なケースは多いです。
カイロプラクティックは「バキバキ」とするイメージも強いですが、低年齢のこどもほどソフトなタッチで一般の方には何をしているのかわからないレベルのソフトな施術でも効果がみられます。
なかには言葉が話せないケースにおいて、口腔の問題がみられることもあり、顎関節および頭蓋仙骨療法などによって口腔運動を行いやすくすることもあります。
低年齢ほど運動での刺激は少なくなるため、カイロプラクティックのような徒手的な介入は有効と考えられます。
幅広くサポート
ここには簡潔に書きましたが、一人ひとりに合わせて幅広くサポートさせていただきます。
できること、できないことは、年齢や症状の現われ方などによって違い、さらには興味の向くことは人それぞれです。
そのため、運動プログラムの内容、食事の見直し方、カイロプラクティック施術方法は、一人ひとりに合わせることになり、さらには脳機能を改善していくためには段階的の行う必要もあることから、ここでは書ききれない手法も取り入れてサポートしております。
遠方の方でも3ヶ月運動プロブラムおよびZOOMを利用したフォローアップさせていただきます。
言葉の遅れに関してはこちらの記事もご参考ください。
投稿者プロフィール

- カイロプラクター
-
伊勢市小俣町でカイロプラクターをしています。
病院では異常が見当たらず、どこに行っても良くならなかった方が体調を回復できるようサポートします。
機能神経学をベースに中枢神経の可塑性を利用したアプローチで発達障害、自律神経症状、不定愁訴にも対応しています。
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